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WRCセントラルヨーロッパ:シーズン終盤のターマック連戦、Mスポーツ・フォードは好リザルトを目指す

©M-SPORT

今週開催されるWRC第12戦セントラルヨーロピアンラリー(ターマック、ドイツ/オーストリア/チェコ)に、Mスポーツ・フォードはアドリアン・フルモー、グレゴワール・ミュンステール、ジョルダン・セルデリディスをドライバーに、フォード・プーマ・ラリー1ハイブリッドを3台エントリーする。

WRC初開催となった昨年のセントラルヨーロッパでは、フォード・フィエスタ・ラリー2で参戦してRC2クラストップフィニッシュを飾っているフルモー。同じくラリー1マシンで初参戦した前戦チリも5位でフィニッシュしており、シーズン終盤をポジティブな形で終えることを目指す。先週末はイタリアで開催されたレジェンドラリーに参戦し、WRCクラスで圧勝を飾ってもいる。
「セントラルヨーロッパで、6カ月ぶりにターマックイベントをまた走れるのはうれしいね! テストも順調だったよ」とフルモー。
この時期は、すごくウエットな天気になることがあるのは承知している。インカットで泥が掻き出されるのでラリーが厄介なことになる。昨年は、RC2クラスでトップという好リザルトを収めた。今年はベストの走りでまたポディウムに上がりたいので、全力を尽くす。ヨーロッパに戻るのもターマックに戻るのも、うれしいよ!」

昨年のセントラルヨーロッパでは、自身2度目のラリー1マシンでの参戦に臨んだミュンステール。今年は経験を活かして、得意のターマック路面で好リザルトを目指す。
「セントラルヨーロッパは、自分が初めてラリー1で参戦したターマックイベントで、ヨーロッパのこの地域の道と天候は自分とすごく相性がいい。だから、すごく楽しみにしているよ!」とミュンステール。
「チェコとオーストリアの国境近くで行ったイベント前テストも、とてもいい内容になって、トリッキーなコンディションでもすごく順調だったので、準備は万端だ! イベントの間に3カ国を行き来するのが好きなんだ。道はそれぞれに違うけど、ヨーロッパの色々な地域からたくさんファンが集まってくるので、とても楽しみ」

セルデリディスは、今季3度目のWRC参戦。ベルギーのターマックステージの経験が豊富であることから、3カ国が舞台となるトリッキーで多彩な路面で専門知識を活かしていく。
「アクロポリスラリーでいい結果を収められたので、Mスポーツ・フォードやチームメイトと一緒に今シーズンを締めくくるのにふさわしい素晴らしいチャレンジをしたかったんだ!」とセルデリディス。
「アクロポリスのような結果を残して、多いに楽しみたいね」



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