マーカス・グロンホルムがパイクスピークに続き、ラリーフィンランドに登場することとなった。とはいえ、ラリー競技に参戦するわけではない。
グロンホルムが出場するのはラリーフィンランドのデイ2、土曜日に行なわれる特別イベントのラリースプリントだ。ユバスキラ市内の競馬場を利用したステージは、ラリーフィンランドのスーパーSSとしておなじみ、全長2kmの“キレリ”。
ここ最近ラリーフィンランドのオープニングステージとして使われているこのステージは市内からも近く、毎年多くの観客が観戦に訪れるスポットだ。
グロンホルムがドライブするのは三菱ランサーエボリューションIX。50人からのラリースプリント強者を向こうに回し、どこまで奮闘することができるのかが注目される。なかでもラリースプリント4度のフィンランドチャンピオンであるトミ・ハッリアは、グロンホルムと戦うためにカムバックするなど気合い十分だ。
今回のエントラントは2輪駆動部門と4輪駆動部門の2カテゴリー。スーパーSSのようにレーンを入れ替えながらバトルを繰り返していく。まず時間制限の設けられた予選アタックが行なわれ、各カテゴリーの上位8台が決勝トーナメントにコマを進めるかたちだ。
“キレリ・ラリースプリント”は8月1日、ラリーフィンランドデイ2の17時より行なわれる。