11月20日〜24日に愛知県・岐阜県で開催されるWRC最終戦ラリージャパン(ターマック)は、開幕を控えた11月15日(金)にウェルカムイベントを衆議院第一議員会館国際会議室で開催した。
トヨタのWRCチーム代表ヤリ‐マティ・ラトバラ、ドライバーのエルフィン・エバンス、勝田貴元、ヒョンデのティエリー・ヌービル、コ・ドライバーのマルティン・ウィダグ、Mスポーツ・フォードのグレゴワール・ミュンステールが参加。今季最後の戦いに向けて、それぞれ抱負を語った。
マニュファクチャラーズ選手権連覇をかけてヒョンデとの一騎打ちに臨むラトバラは「母国ラリーのひとつであるラリージャパンは、我々にとって重要なイベント。マニュファクチャラーズタイトルを獲る戦いは容易ではないが、チームが一丸となって取り組んでいく」と意気込みを語った。
母国戦で自身初勝利の期待もかかる勝田は「ラリージャパンの準備に尽力してくれた皆さんに、まず御礼を申し上げます。関係者、チームやファンたちにとっても重要なイベントです。ベストなパフォーマンスを出し切って、これまで以上の順位を目指します!」と関係者への感謝を伝えた。
自身初のドライバーズタイトルがかかるヌービルは、愛知県で開催された初めてのWRCラリージャパンで優勝しており「日本に戻ってきてうれしいよ! 優勝経験のあるイベントでもあるので楽しみにしている。今回はタイトルがかかっているから、チャンピオンになって帰りたい。ラリーは最後まで分からないから集中していく」と決意を語った。
また、会場にはベルギーのアントワン・エヴラー駐日大使が訪れ、ドライバーズ、コ・ドライバーズタイトルがかかるベルギー出身のヌービルとウィダグを激励した。