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WRCジャパン:勝田貴元「まだまだ状況が分からないので長い目で見なくては」

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WRCラリージャパン、波乱の金曜日最初のセクションで大きなトラブルに見舞われたトヨタの勝田貴元、セバスチャン・オジエ、ヒョンデのティエリー・ヌービルのコメント。

勝田貴元SS2でスローパンクして1分のタイムロス
「SS2の中盤から後半にかけてのところでスローパンクして、割と早めに空気が抜けてしまったので、もう厳しい状態というか。タイヤを交換するかどうか際どいところでしたが、換えるとタイムを失ってしまうので、なんとか行けるところまで行って、という感じで。タイヤも、完全に取れずにホイールには入っていたので。パンクしたのは残念ですが、状況的には今まだ、どうなるか分からないですし、いま4番手に上がったので。残念ですが、本当何が起こるかまだまだ分かりません。プッシュしてという指示が出た時に、しっかりできるような状態にしておきたいと思っているのですが。まあ、まだまだいろいろ起こるだろうなっていう感じですね」

「(チームからの指示はまだ出ていない?)状況が状況なので、まだ様子を見ながら行かないといけないという感じと、今日だけじゃなくて明日もかなり難しいステージが控えているので、とにかく長い目で見ていかないといけないかなという感じです」

「思うようなプッシュはしていないので、マシンのフィーリングも、今一つわからないというか、しっくりきてない感じがずっとあって、結構難しいですね。それがうまくハマれば、ある程度リスクを抑えていてもタイムをもうちょっと稼げると思うのですが、今はリスクを取っていない状態で走っているので、そこでのタイムロスがちょっと響いてるかなという感じです」

「(トラブルがない状態でもトヨタ勢がヒョンデ勢に対してやや遅れているようだが)走行順がかなり響いていますね。インカットはないのですが、微妙に道に乗っている泥のようなものが、どんどんペースト状に広がっていってしまうので、極端に全コーナーでグリップが落ちてくるような感じです。むしろ、去年くらい雨が降ってくれたら、流れちゃうので。逆に、今くらいの湿っている状態だと、広がってどんどんラインがなくなってしまうので、そこが結構難しいですね」

ティエリー・ヌービルSS4走行中に突然パワーダウン
「突然、パワーがなくなった。メカニカルの問題ではないようなので、そこはポジティブなところ。いずれにしてもチェックしなくてはならないし、直せるかどうか分からない。(タイヤフィッティングゾーンで)メカニックが取りかかっているし、今回はパーツをたくさん持ってくることが認められているので、修理に必要なものが揃っていることを願うよ」

「トラブルが発生して、まずターボチェックを行ったが、そこは大丈夫のようだったので良かった点。大きな問題ではないかもしれないし、そうかもしれない。分からない。(トラブルが出るまでの)マシンのフィーリングはかなり良かった。SS2のタイム差に驚いて、その後は速さを少々抑えたくらい。今はもう、今回は3位狙いにしようかと考えている」

セバスチャン・オジエSS2でパンク、ステージ上でタイヤ交換を行い2分のタイムロス
「ラリーが始まっていきなり2分もロスしたのは本当に悔しいし残念だが、モチベーションを高めることを見つけて戦い続ける。もちろん、いきなりこんなに後退したのだから難しい状況だが、自分がどうにかできる状況ではなかった。ここから速く走ってどこまで挽回できるかというところ。戦い続けていくし、これ以上トラブルが起きないことを願うばかりだよ」



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