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開催中のWRC第13戦ラリージャパンにトヨタGRヤリス・ラリー2でWRC2部門に参戦中のヘイキ・コバライネン。デイ3はコンスタントにクラストップ3付近のタイムを並べ、トップのニコライ・グリアジンから2分46秒1差の部門4番手で、タフな1日を走り切った。
今シーズン、コバライネンは上行大動脈瘤の開胸手術を受けたこともあり、全日本ラリー選手権の前半戦をスキップ。第6戦ラリーカムイからラリーチーム・アイセロに復帰し、トヨタGRヤリス・ラリー2のステアリングを握っている。今回、「まだ未定」と前置きしつつも、来シーズンのプランを明かしてくれた。
「2025年シーズンに関しては、まだ何も決まっていないんだ。ただ、今シーズンはGRヤリス・ラリー2でフル参戦できなかったし、全日本ラリー選手権への参戦を続けたいという気持ちがある。ラリーチーム・アイセロとGRヤリス・ラリー2で、日本のラリーをしっかり戦いつつ、ヨーロッパのラリーも走りたい。ただ、それがフィンランドラリー選手権かは分からない。フィンランドはグラベルの選手権ということがネックでね」
今年の10月、コバライネンはイタリアで開催された「ラリーレジェンド」に、シトロエンC3WRC+で参戦。イタリア開催のシリーズに、大きな魅力を感じたという。
「ラリーレジェンドはすごく楽しかった。イタリア選手権はターマック中心だし、すごく興味がある。フィンランドにおける僕のスポンサーの『Secto』と、来年について少し話をしたんだけど、彼らはイタリアに行くことに興味を持ってくれた。イタリアはラリー2がトップカテゴリーだし、可能性はあるかもしれない。それでも、ラリージャパンにはまた出たいね。この雰囲気は最高だし、また走りたいと思ってるよ」
