IRC(インターコンチネンタルラリーチャレンジ)第5戦ベルギーのイプルーラリーは、デイ1トップのフレディー・ロイクス(プジョー207 S2000)を逆転したクリス・ミーク(プジョー207 S2000)が今季3勝目を挙げた。
デイ1でトップに立ったロイクスは、デイ2でも追い上げを見せるミークを抑え続けていたが、終盤のSS13でパンクを喫してしまい4番手にドロップ。ミークがトップに躍り出ると、2番手にもシュコダ・ファビアS2000を駆るヤン・コペッキーが浮上する。ミークは翌日のデイ3に設けられた3ステージを難なく走り抜け、優勝を手にすることとなった。
「ここで勝てるとは思っていなかった。このラリーで表彰台の真ん中に立てるなんて夢のようだよ。今回の勝利は僕のキャリアにおいても最高の出来事となったね」とラリー後、ミークは熱く語った。
3位はトラブルを克服したロイクスが入った。これでランキングは、ミークが30ポイントでトップを堅持、2位ロイクス、今回のラリーで2位を得たコペッキーがランク3位へと浮上している。