WRCモンテカルロ:オィット・タナック「やっといいフィーリングをつかめた」土曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCモンテカルロ:オィット・タナック「やっといいフィーリングをつかめた」土曜日コメント集

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

WRCラリーモンテカルロ(スノー&ターマック)、土曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。前日のアクシデントから一転、この日は6SS中、4本でトップタイムをたたき出し4番手に浮上したヒョンデのオィット・タナック。3番手のアドリアン・フルモーまで2.5秒、2番手のエルフィン・エバンスまで4.3秒に迫った。首位までも27.1秒差にとらえて迎える最終日は、天候も予測が難しい一日となりそうだ。
*カッコ内は順位の前日比

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

セバスチャン・オジエ/総合首位(=)

TOYOTA

「今日も楽な一日ではなかった。走っていて楽しいセクションもあれば、トリッキーなセクションもあった。特に日が暮れ始めてからは泥の上で危ない場面もあったので、一日を無事に走り終え、タイム差を少し拡げられてうれしいよ。十分なタイム差があるわけではないが、最終日に向けてポジティブな要素ではある。いつもどおり、最後まで難しい状況が続くと思う。今晩の天候がどうなるのか予測できないので、適切なタイヤ選択を行い、最後まで集中力を維持しなくてはならない」

エルフィン・エバンス/総合2番手(=)

TOYOTA

「全体的には、一日を終えていい位置につけているので、今日の内容にはとても満足。路面がかなり汚れているところもあり様々なコンディションが混ざっていたので、自分たちのパフォーマンスもそれに左右された。フィーリングがいい時はプッシュしたが、ほかのところは少し慎重になりすぎたかもしれない。最後のステージでは、オィット(タナック)にあまり差をつけられことなく、アドリアン(フルモー)から2番手を取り戻せたので、とても満足しているし明日が楽しみ。どうなるかはまったく分からないが、かなり難しいコンディションに直面することもあるかもしれない」

カッレ・ロバンペラ/総合5番手(↓)

TOYOTA

「今日もかなりチャレンジングな一日だった。かなりよかったステージやセクションもあったが、それ以外ではタイムをロスしすぎた。完全に自信がある手応えがなかったので、難しい一日だった。チームと一緒に、いくつか変更しようと思う。少なくともまだ明日があるので新しいことを試し、その結果を見ることができる。もちろんベストを尽くすし、追加ポイントを獲得したい」

勝田貴元/総合6番手(↑)
*マニュファクチャラーズ選手圏外

TOYOTA

「自分にとってはとてもいい、ポジティブな一日でした。昨晩、チームとセッティングを少し変更したら、今日はクルマのフィーリングが大幅によくなり、もっとプッシュできるようになりました。昨日よりも格段に速く走ることができましたし、いいタイムもマークできたので自信も高まりました。明日はかなりの山場になると思いますし、天候も興味深いものになりそうです。ポイントを獲得するためにベストを尽くします 」

サミ・パヤリ/総合7番手(↑)

TOYOTA

「今日は明確な前進ができたので、フィーリングはかなりよくなり楽しむことができた。それほど計画を変えたわけではないが、フィーリングが向上したことでタイムもよくなったので、一日を楽しむこともできた。もう少し時間と経験を積めば、タイムもよくなると思う。 聞いた話では、明日のコンディションがさらにチャレンジングになるかもしれないので、また違う、難しい一日になるかもしれない」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1

アドリアン・フルモー/総合3番手(=)

Hyundai Motorsport GmbH

「今回のモンテカルロは、ジェットコースター状態。午後はペースにあまり満足できなくて、グリップに苦戦した。明日は重要な一日。エルフィン(エバンス)との差はまずまずの範囲にキープできたが、午後はオィットが猛烈に追い上げてきたので、注視していく。今日の彼はとてもペースが良かったので、自分たちが今日の午後、なぜ同じようにできなかったのかに集中していく。明日は雨が予報されていてブラックアイスになりそうなのでビッグチャレンジになるだろうから、面白い一日になりそうだね」

オィット・タナック/総合4番手(↑)
「午後はとてもポジティブだった。やっとこのマシンでのいいフィーリングをつかむことができて、すぐに自分もいいリズムをつかんで、楽しささえ感じた。グラベルクルーは、このトリッキーなコンディションでいい仕事をしてくれた。特に最後のステージは、自分の自信をつかむことにすごく役立った。午前はセッティングを見つけることに費やした。このタイヤでの走行経験がまったく足りないので、どの方向へ行けばいいのか分からなかったが、理解できるようになり始めて自分的にはうまく機能するようになった。明日は、いいリズムをキープして自分なりにマシンのなかで楽しみたい」

ティエリー・ヌービル/総合8番手(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「SS14でわずかに壁に接触して、少しビックリなのだが、コーナーがウエットになっていることに気付かなかった。でも、たいしたことじゃない。今日の進展が、明日最大限の走りができることにつながるのか分からないし、天気が大きく影響する可能性もある。できる限りの備えをして、セッティングも変更する。フィーリングがイマイチだからね。ギヤボックスを変更して、午前中どうなるか様子を観るかもしれない。スーパーサンデーとパワーステージでポイントを獲得できるチャンスがあるからね」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ラリー1

ジョシュア・マカリアン/総合9番手(↑)
「いい滑り出しだ。1kmあたり1秒、良くなっているし、夜の間にさらに改善できる方法が見つけられるかもしれない。開幕までいろいろ噂されていたけど、これで少し落ち着いてくれるかな。ステップバイステップで進めているので、うれしいよ。明日はチュリニを走るから、今晩ぐっすり眠れないかもしれないね。天気がどうなるか分からないし、果たさなくてはならないミッションもあるからね。この数カ月は激動だった。体力的にも精神的にも準備を進めなくてはならなかったし、大きなステップアップだったけど、とてもいい感じだよ」

グレゴワール・ミュンステール/総合15番手(↑)
「ほとんどが、走ったことのないのステージだったが、ライバルたちは走ったことがあるということ。マシンを直してもらえて本当に良かったし、おかげで今日、自分たちも走ることができた」
(SS15後のコメント)



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