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WRCサファリ:Mスポーツ・フォード「好リザルトの大チャンスがあるラリー」

©M-SPORT

今季のWRC最初のグラベルイベントとなる第3戦サファリ・ラリーケニア。Mスポーツ・フォードのチーム代表、リチャード・ミルナーは「好リザルトを収める大きな機会があるイベント」と捉えている。チームはグレゴワール・ミュンステール、ジョッシュ・マカリアン、ジョルダン・セルデリディスの3人をフォード・プーマ・ラリー1のドライバーに起用する。

「カレンダーのなかで最もエキサイティングで、究極のイベント。我々のドライバーはみんな、そのことを分かっている。ほかとはまったく異なる方法で攻めなければならないイベントなので、スピードと感性を研ぎ澄ませてイベントに臨むつもりだ」とミルナー。3人のドライバーは、英国カンブリアの林道でテストを行い、サファリに臨んだ。

昨年、ラリー1マシンで初めてサファリに参戦したミュンステールは、この時の経験をパフォーマンスにつなげたい考え。
「サファリ・ラリーケニアは、カレンダーのなかでも大好きなイベントなので本当に楽しみにしている。野生動物だけでなくトリッキーなコンディションなど、ほかでは見ることのできない経験ができるからね。大雨が降ると厳しくなるし、路面は常に変化しているので、草原の真ん中にあるわずかなラインを見極めなくてはならないのも、このイベントの特徴。チームと一緒にしっかり準備ができたと思うので、サファリでいい走りをして好リザルトを収めたい」

マカリアンは、前戦のスウェーデンに続きラリー1マシンでのサファリ参戦は初めて。イベントを通して経験を積みながら、パフォーマンスを向上させることを目指す。
「この選手権の象徴的なイベントでは、限界の戦いが求められるし、この過酷な道に挑むことにワクワクしている。チームのみんなが頑張って、サファリ仕様にマシンを準備してくれた。シュノーケルがついている姿は、カッコいいね。この冒険に挑む準備はできているし、何が来たって大丈夫だ」

サファリ・ラリーケニアは誰にとっても特別なイベントだが、セルデリディスにとっては、2022年にWRCでの自己ベストとなる7位にフィニッシュした思い入れのあるイベントだ。
「ケニアでは昨年も9位に入っているので、またいい走りをしてトップ10に入りたいね! タフなラリーであることも、ステージを通して完璧な走りをしなくてはならないことも承知している。イベント前テストで感じられた自分たちの成長も見せたいね」



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