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WRCサファリ:シェイクダウンはトヨタのカッレ・ロバンペラがトップ。勝田貴元は3.5秒差の5番手

©TOYOTA

2025年シーズンWRC第3戦サファリラリーは、3月19日(水)にシェイクダウンを終え、トヨタのカッレ・ロバンペラがトップタイムとなる4分34秒5をマーク。1.6秒差の2番手にティエリー・ヌービル、1.9秒差の3番手にオィット・タナック、2.2秒差の4番手にアドリアン・フルモーと、ヒョンデの3人が入った。

極寒のスウェーデンから3週間、WRCは唯一のアフリカ開催となるサファリラリー・ケニアを迎えた。サファリは“ノーマル”なグラベルを走るシーズン最初の一戦であり、さらに昨年よりもルートが大幅に拡大。SS総走行距離は400kmに迫る、383.10kmを実現した。今シーズンからコントロールタイヤを供給するハンコックにとっては、初グラベルながらもアフリカ大陸の厳しい洗礼を受けることになる。

シェイクダウンは3月19日(水)の午前10時1分(日本時間16時1分)から、SS11/SS14としても使用されるエレメンタイタ湖周辺の「Sleeping Warrior SEZ(5.16km)」で実施された。

トップタイムを刻んだのは、昨年のウイナーでもあるロバンペラ。今回、スウェーデンでのフルモーに対するペナルティと罰金に講義するため、世界ラリードライバー連盟(WoRDA)が、WRCのステージフィニッシュ後のインタビューに対し、それぞれの母国語または無言で対応することを表明。シェイクダウンフィニッシュ後にマイクを向けられたロバンペラは、今回の趣旨を英語で説明している。

ベストのロバンペラから3.5秒差の5番手タイムにトヨタの勝田貴元、5.2秒差の6番手タイムにMスポーツ・フォードのグレゴワール・ミュンステール、6.3秒差の7番手にトヨタのエルフィン・エバンスが続いた。

ラリーは20日木曜日にケニヤッタ・インターナショナル・カンファレンスセンター前でセレモニアルスタートを実施。その後、13時05分(日本時間19時05分)にSS1「Super Special Kasarani(4.76km)」で幕を上げる。

WRCサファリ シェイクダウン暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1/2 4:34.5
2. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 3/4 4:36.1
3. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1) 1/3 4:36.4
4. A.フルモー(ヒョンデi20 Nラリー1) 1/3 4:36.7
5. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 4:38.0
6. G.ミュンステール(フォード・プーマ・ラリー1) 1/2 4:39.7
7. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1/3 4:40.8
8. J.マカリアン(フォード・プーマ・ラリー1) 2/3 4:44.2
9. O.ソルベルグ(シュコダ・ファビアRSラリー2) 3/3 4:47.1
10. S.パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 4:48.5
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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