5月に開催されるWRC第5戦ポルトガル戦の主催者は、ポルトガルの名物ステージとして知られるファフェを、るWRC本競技のステージに復活させることを発表した。
豪快なジャンプで知られるファフェ。ここ数年は、WRCのプレイベントとして一週間前にスプリントイベントが開催され、WRCにエントリーするワークスドライバー勢からも高い支持を得ていた。
今年は、そのファフェがWRCの本コースに組み込まれる。設定されるのは最終日で、2回走行するうち2本目はパワーステージにも指定され、TV中継も行われる。
ファフェが最後にWRCのステージとして設定されたのは2001年。この年は豪雨に見舞われラリーが大混乱に陥いった。今年はその拠点も北部に戻り、ポルト近郊マトシンホスにはサービスパークも設定される。また木曜日のセレモニアル後、夕方にはルーサダのラリークロスサーキットで、スーパーSSも行われる予定だという。
主催者のチ、ェアマン、マリオ・マルチネス・ダシウバは、ラリーエリアが北部に戻ることで、よりエキサイティングなイベントになるとアピールする。
「今年は、ポルトガルのモータースポーツ界にとってとても重要な場所である北部に戻ることで、より盛り上がることが期待できる。観客が格段に増えることを見込んでおり、3日間を通してより白熱したどこをとってもスリリングなイベントになる」