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WRC初開催となったシーズン第4戦ラリーカナリア諸島(ターマック)で、TGR-WRTはカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン、セバスチャン・オジエ/バンサン・ランデ、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン、勝田貴元/アーロン・ジョンストンがトップ4を独占。スーパーサンデー、パワーステージでも上位を独占し、マニュファクチャラーズ選手権でのリードを大きく広げた。
この結果を受け、TOYOTA GAZOO Racing WRTの豊田章男会長がコメントを寄せた。
(以下、コメント全文)
豊田 章男 (TGR-WRT会長)
こんなにも素晴らしい結果で走りきれたのはTOYOTA GAZOO Racing WRTすべてのメンバーの努力によるものだと思っています。みんなありがとう。はじめて走るカナリアの道でカッレ-セブ-エルフィン-貴元の1-2-3-4フィニッシュが果たせてよかったと思います。
どういった道か、カナリアで多くの経験があるユハがそれをみんなに伝え、ラリーが始まる前からチームに安心を与えてくれていました。経験のない道でも、我々のエンジニアとメカニックは「ドライバーたちがシェイクダウンで自信を持ててしまうほどセッティングの決まったクルマ」をつくってくれていたそうです。エンジニアたちの素晴らしい仕事に、シェイクダウン後のドライバーたちが思わず“ありがとう“と言っていたというエピソードを聞きました。
一緒に戦うメンバーがお互いにありがとうと言えるチーム。TOYOTA GAZOO Racing WRTは常にそんなチームでありたいと願っています。
ありがとう。お疲れさま。今回は特にみんなの気持ちがこもったラリーでした。このあとラリー・フィンランドまで過密なスケジュールが続きます。またみんなで心ひとつにラリーに向きあっていきましょう!