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EOS 7Dのアップデート内容がすごい!

 

EOS 7Dのアップデート内容がすごい!

毎年ラリー北海道で実施してきた「ラリー撮影講座」ですが、今年は開催を見送り、来年に向けて新たなプランを練り直すことにしました。楽しみにしてくれていた方には申し訳ありませんが、撮影場所や内容など、よりパワーアップした撮影講座を実施する予定です。お楽しみに!

さて、この撮影講座で全員に自由に使用してもらっていたのが、キヤノンの一眼レフの中でもミドルクラスとしてコストパフォーマンスも高い「EOS 7D」です。スポーツ撮影にはAF(オートフォーカス)性能が大切ですが、7Dは上位機種と同レベルのAFユニットを搭載しており、合焦速度も早く、フォーカスの精度も高い。一眼レフカメラを初めて使う参加者たちも、少し使っただけでピントの合った写真が撮影できていましたし、WRC現場で活動するカメラマンたちの中にも、メインカメラとして7Dを使っている人は非常に多いといいます。

連写速度も1秒間に8コマと高速。コーナリングを撮り続けることで、マシンの挙動なども確認できるほどの速さです。一度モータースポーツでやってみたら分かりますが、動画とはまた違った楽しみがありますよね。

その7Dのファームウェアアップデートが8月上旬に公開されたのですが、7Dユーザーの方はご存じでしたでしょうか? この内容が、カメラががらっと変わってしまったというくらいすごいんです。

■アップデート内容
・連続撮影可能(バースト)枚数が向上(4GB CF使用時)
 JPEG(ラージ/ファイン)約94枚⇒約110枚
 RAW 約15枚⇒約23枚
 RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約6枚⇒約17枚
・GPSレシーバー「GP-E2」に対応
・ISOオート時の上限感度設定機能を追加
・カメラ内RAW現像機能を追加
・画像再生時のクイック設定機能を追加
・レーティング機能を追加
・JPEGリサイズ機能を追加
・録音レベルマニュアル調整機能を追加
・ファイル名自由文字設定機能を追加
・エリア(タイムゾーン)設定機能を追加
・画像拡大時の画面スクロール速度を向上

特に連写枚数が増えてより長時間撮影できるようになったことは、ラリー撮影にはとても有利ですよね。また、カメラ内現像やリサイズなど、カメラ内でできることが増えたのもすごい。7D-IIと言ってもいいくらいのアップデートだと思います。

ファームウェアアップデートはパソコン経由で簡単に行えますので、ラリー北海道に向けて準備されている方はアップデートしておきましょう!

ちなみに、写真は昨年の撮影講座で編集部たけぶぅが撮影した1枚。これも7Dでの作品です。コンパクトデジカメや高倍率ズームのデジカメでは絶対に味わえない、撮影の気持ちよさと高画質な写真が撮れますよ〜。





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