-
とはいっても、ゲームの発表会というよりはなんだかバーでのイベントのような雰囲気。会場内ではスケートボードのデモをやっていたりもします。DCシューズの代表でもあるケン・ブロックが監修していることも関係しているのかな?
もちろん、ゲームプレイができるブースも。なんかみんなうまいし、ファッションも含めて世界観が違う人たちばかり(笑)。ゲームの雰囲気をうまく表現したイベントでございました。
-
ところで、皆さんもう遊ばれましたか? 編集部たけぶぅもこの休みに手に入れてやってみました。
正直なところ、これは「ラリーゲーム」じゃないと思っていました。前作「DiRT 2」はラリークロスみたいなコースが印象的で、アジパシっぽいタヒチとか中国のラリーコースがいくつかある、という感じ。すっごく面白いんですが、マシンもインプやランエボが主体で、WRCの雰囲気はあまりなかったんです。
それが、今作は見た目やタイトルこそラリーじゃないっぽいですが、収録されているマシンは歴代のWRCトップカテゴリーのマシンからS2000までまんまWRCマシンばかり! カラーリングはいかにもアメリカンなイカしたやつばっかりですが。
たとえば、様々なレースに勝利しながら新たなマシンやレースを獲得していくメインのモード「DiRT TOUR」で最初に選べるコースはフィンランド。選べるマシンはプジョー207S2000かアバルト・グランデプントS2000です。勝利してポイントを重ねると選べるマシンが増えていきます。
たいしてうまくもない私がちょっと遊んだだけでも、インプレッサGr.N、ランエボGr.Nはいいとして、フィアット131アバルトやGC8インプレッサ(Gr.A?)、ST205セリカ、ランチアデルタなども出てくるんです。先ほどやっとシトロエンC4WRCも使えるようになりました。そうそう、マーカス・グロンホルムが2010年のパイクスピークでドライブしたフィエスタも出てきましたよ。クオーターウィンドウにはちゃんと「グロンホルム」と入ってました(笑)。
特に目を引くのがカラーリングとデカールです。WRCファンなら、その時代にどんなデカール=スポンサーがあったかは、タイヤメーカーやマニュファクチャラーとの関係などである程度わかりますよね。そういう意味では、DiRT 3のデカールはいわば「嘘っぱち」なんです。いえ、まったく嫌な意味ではなく。
たとえばST205セリカにチャンピオン(プラグメーカー)とトーヨータイヤがついてたりします。現実にはありえない(やっぱデンソーでしょ?)というよりも、素直にその意外性がカッコイイんですよ、これが。WRCではありえないようなデザインがみていて飽きませんし。変な話、このセンスはWRCのマニュファクチャラーにはないだろうなぁと思います。
今日はもう4時間もぶっとおしで遊んでます(笑)。なんだかDiRT 3を遊んでいると、改めて自分はラリー好きなんだなぁとニヤニヤしちゃいますね。
ここで名前を挙げた以外にも、アウディ・クワトロとかMINIなんかも出てくるみたいです。ソフトに同梱されているVIP PASSを使えば、5台くらいの新しいマシンも追加できるとのこと。
ラリー好きならやってみる価値ありですよ!