【編集部ブログ】表紙の裏側。 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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【編集部ブログ】表紙の裏側。

 

【編集部ブログ】表紙の裏側。

 表紙は雑誌のカオであります。ひと目見てその雑誌の内容を伝えると同時に、その雑誌の個性を読者の方々にアピールするほとんど唯一の機会といっても過言ではありません。
 本屋の雑誌コーナーに行ってみれば、自動車関連だけでもさまざまな雑誌がありますよね。チューニング誌に中古車誌、自動車ライフ誌、ヤンキー誌(?)と、それぞれクルマの走りあり、イラストあり、置き撮りありと、その雑誌の雰囲気を伝える表紙となっているはずです。

 で、今回の表紙は555カラーのレガシィ。おそらく日本に現存する唯一のグループA仕様のWRC参戦車であり、レガシィの最初で最後となるWRC勝利を挙げたクルマにして、コリン・マクレー初勝利のマシンでもあります。
 現在はきちんとレストアを受けて、エンジンがかかるまでになっており、外観も非常にキレイ。ややツリ目気味のヘッドライトといい、控えめなフェンダーラインといい、このスクエアなフォルムが非常にカッコイイです。555の黄色と深い青のボディ、ゴールドのホイールというカラーバランスも絶妙ですね。



 撮影場所は、できたばかりのSTIギャラリー。ストロボ5灯を駆使しながら撮影してくれたのは、西部警察をこよなく愛し、姉妹誌レーシングオンやオートスポーツでも活躍する鈴木カメラマンです。普段であれば暗幕を敷いて背景を消した状態で撮影を行なうのですが、自然光とギャラリーの床面を活かした写真としてみました。
 同じく背景を活かした前号のアバルト(131&グランデプント)とはまた違った雰囲気が出ているのではないでしょうか?

 そして撮影が終わって外に出てみると、どこかで見たマシンが……。5月下旬に行なわれたニュルブルクリンク24時間レースに出走したマシンが船旅から戻ってきているところでした。
 細かい部分の掃除をしてSTIギャラリーに展示されるとのこと。

 というわけで現在、STIギャラリーには2台のマシンが展示されています。マシンの周囲にはWRC優勝時のトロフィーやモータースポーツ活動年表、STIパーツなどが展示してあり、誰でも自由に見て回ることができます。
 開館時間は9時30分〜19時。夏休みを利用して行ってみては?



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