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WRCモンテカルロ、2015年最初の勝者はオジエ!

 

開幕戦ラリーモンテカルロはすべてのステージを終了。フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが昨年に引き続きラリーモンテカルロ2連勝を飾った。なお、2位にはヤリ‐マティ・ラトバラ、3位にはアンドレアス・ミケルセンとフォルクスワーゲンのトップ3独占劇となった。

この日行われたステージは10.16kmのSS13/15と、名所チュリニ峠を通過するSS14(31.66km)の3本。SS15はパワーステージとしてトップ3にボーナスポイントが与えられる。

SS13はシトロエンのクリス・ミークが2度目のベストタイムを獲得。SS2番手にはチームメイトのセバスチャン・ローブ、SS3番手にはヒュンダイのダニ・ソルド。3日目終了時点でソルドの4.7秒背後につけていたチームメイトのティエリー・ヌービルは、SS4番手タイム。ソルドに2秒差をつけられ、差は6.7秒に広がった。

SS14はローブが貫録の一番時計。SS2番手にはマッズ・オストベルグ、SS3番手はヌービルというオーダー。ヌービルはSS4番手のソルドに6.5秒差をつけ、一気にソルドの0.2秒後ろにまで迫ることに成功した。総合首位のオジエは無理せずSS5番手タイム。このステージではロバート・クビカが6番手タイムでフィニッシュを通過するも、ブレーキトラブルによってそのままコースアウト、右側の前後輪を失って万事休す。

SS13のリピートとなる最終パワーステージを制したのはミーク。ローブも0.2秒差の2番手タイムで続き、シトロエンのふたりはボーナスポイントを獲得することに成功した。1.9秒差の3番手はラトバラ。秒差の争いとなったヒュンダイの2台はヌービルに軍配が上がり、ヌービルはソルドを1秒上まわる6番手タイムでフィニッシュした。

最終順位は、フォルクスワーゲンがオジエ、ラトバラ、ミケルセンの順でトップ3を独占。4位はオストベルグ、5位ヌービル、6位ソルドという順位となった。2日目にデイリタイアを喫したローブは8位まで挽回している。

次戦は2月12〜15日にかけて開催される第2戦スウェーデン。一部のステージを隣国ノルウェーで開催するフォーマットは継続する。

ラリーモンテカルロ 暫定総合順位
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 3:36:40.2
2.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) +58.0
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +2:12.3
4.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +2:43.6
5.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +3:12.1
6.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +3:12.9
7.エルフィン・エバンス(フォード) +5:23.7
8.セバスチャン・ローブ(シトロエン) +8:34.7
9.マルティン・プロコップ(フォード) +9:54.8
10.クリス・ミーク(シトロエン) +10:55.6



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