ラリーモンテカルロは、この日の最終ステージ、SS8で波乱が起き、セバスチャン・ローブが左リヤホイールを石にヒットし6分以上をロス。その後のリエゾンで最終的にストップ、デイリタイアとなった。これで総合15位まで順位を落とし、優勝の望みはほぼなくなった。
「凍った場所で石にヒットした。それほど強くはなかったが、どこかが壊れた。このコンディションでこの走行順では不可能だったから、ハードに攻めるしかなかった。だから、違うタイヤチョイスで必死で攻めていたが、ミスをしてしまった」
今回は、これまでにないほどタイヤ選択が困難を極め、午前のセクションではスタッドが賢明だったが、気温が上がり凍ったセクションがマッドに変わってきたため、スパイクとスタッドなしのウィンタータイヤで最善のバランスを見つけるのはほぼ不可能という状態だった。
ローブの後退により、セバスチャン・オジエが単独首位に浮上している。