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WRCフィンランド:シェイクダウンでヌービルがクラッシュ

©RALLY FINLAND

WRCラリーフィンランドは7月30日、ルーヒマキのステージ(4.62km)でシェイクダウンが行われた。この1本目の走行フィニッシュ間近で、ティエリー・ヌービルが高速の左コーナーでクラッシュ。木をなぎ倒したヒュンダイi20 WRCのダメージは大きく、ただちにユバスキラのサービスパークに戻され修復作業が始まった。

特にリア周りの衝撃がひどいが、現状、FIAの検査は終了していないが、チームはロールケージに損傷はなく再スタートは可能だと見ている。クルーにも怪我はなかった。

「かなりすごいコースオフだった。あのコーナーには時速160kmで入り、コースオフした時は80kmくらいだった。木が道に迫っていたので、逃げ場がなかった」とヌービル。
「予想していたよりもグリップがなかった。他のマシンのブレーキラインを見て、それで対応しようとしてた。でもラインからかなり外れてしまい、道にキャンバーがついていたこともあり、アペックスにつくことができず、そのまま直進してしまったんだ」

ヌービルはほぼ1年前のラリードイツでも、シェイクダウンで転倒しているが、その後ラリーで優勝している。

なお、このシェイクダウンではマッズ・オストベルグがベストタイムをマークしている。

ラリーフィンランド シェイクダウンタイム
1 M.オストベルグ(シトロエン) 2:13.3
2 A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +0.4
3 R.クビカ(フォード)+0.5
4 J-M.ラトバラ(フォルクスワーゲン)+0.7
5 S. オジエ(フォルクスワーゲン)+0.8
6 O.タナック(フォード) +1.3
7 K.ミーク(シトロエン) +1.8
8 H.パッドン(ヒュンダイ)+2.4
9 E.エバンス(フォード) +3.0
10 D.ソルド(ヒュンダイ) +3.7



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