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WRCドイツ:フォルクスワーゲン悲願の母国優勝!

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VOLKSWAGEN

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第9戦ドイツは競技最終日を終えてフォルクスワーゲンがトップ3を独占、初めて地元イベントで勝利を飾った。

この日に設定されたステージはSS18〜21、2本のSSを2度走行する4SSでの構成となっている。首位を行くセバスチャン・オジエとヤリ‐マティ・ラトバラの差は33.8秒とすでに決定的で、3番手につけるアンドレアス・ミケルセンとの差も1分以上あることから、ラトバラ自身も前日の段階でポジションキープを明言している。

HYUNDAI

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オープニングステージとなったSS18を制したのはMスポーツのエルフィン・エバンス。シトロエンのマッズ・オストベルグと僅差の6番手争いを展開しており、ここでなんとか引き離したいところ。続くSS19ではラトバラが一番時計、一方のオジエは完全にリスクを避けた走りでSS8番手タイムとしている。オジエがベストを獲得したSS20をはさみ、ラリーは最終パワーステージへ。

SS19の再走となるステージで、ラトバラは再び渾身のアタック。一瞬ヒヤリとする場面もあったものの、ベストタイムを獲得し、貴重なボーナスポイント3点を持ち帰った。SS2番手はシトロエンのクリス・ミーク、3番手はヒュンダイのダニ・ソルドとなり、それぞれ2点と1点を加算している。

M-SPORT

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総合首位のオジエはゴールすることを最優先し6番手でフィニッシュ。この瞬間、フォルクスワーゲンは地元ドイツで表彰台独占という最高の結果を達成、両チャンピオンシップの連覇に向けてまた大きく前進した。3番手は粛々と走り切ったミケルセン、4番手はヒュンダイのソルド、5番手にチームメイトのティエリー・ヌービル、6番手にはオストベルグとの戦いに勝利したエバンスという順位となった。

ラリーはいったんヨーロッパから離れ、シーズン最後の遠征イベントとなるオーストラリアへ。第10戦オーストラリアは9月10日〜13日にかけて東海岸のコフスハーバーを拠点に開催される。

CITROEN

CITROEN

【WRCドイツ暫定総合順位】
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 3:35:49.5
2.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) +23.0
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +1:56.6
4.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +2:09.3
5.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +2:33.8
6.エルフィン・エバンス(フォード) +2:52.1
7.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +3:12.5
8.オィット・タナック(フォード) +4:26.6
9.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ) +4:46.8
10.ステファン・ルフェーブル(シトロエン) +4:54.5



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