ダカールラリー9日目、戦いはいよいよ終盤戦へ – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ダカールラリー9日目、戦いはいよいよ終盤戦へ

 

1月12日の休息日を挟み、ラリーは大会9日目。この日はイキケからカラマへと向かう538km。うち競技区間は450kmとなっている。

このステージでトップタイムを出したのは、初日に大幅な遅れを喫してしまっていたMINIのナニ・ロマ。2番手にはナッサー・アル‐アティヤ、3番手にウラディミル・バジリエフとMINI勢がトップ3を独占した。一方のトヨタ・ハイラックス勢は4番手にジニール・ドゥビリエ、5番手にヤジード・アル‐ラジがつけている。

「非常に難しいステージだった」と、トップタイムをたたき出したロマ。「砂丘越えのあとは、フェシュフェシュも多く、ナビゲーションの難しいルートだった。それでも、チリ最後のステージでトップを獲れてうれしいよ」

総合順位は前日同様、アル‐アティヤ、ドゥビリエ、アル‐ラジ。しかしドゥビリエはこのステージでナビゲーションのミスもあり、アル‐アティヤから23分59秒まで差を拡げられてしまっている。

日本勢はトヨタ・チーム・ランドクルーザーの2台が市販車ディーゼルクラスでの1-2番手をキープ。首位の三橋淳はこの日の砂丘エリアで横転。幸い走行に支障をきたすほどの大ダメージはなかったものの、のちにキルスイッチに不具合が発生し一時応急修理を余儀なくされた。三橋は総合30番手、ジボンが32番手となり、その差は15分7秒だ。一方の日野チームスガワラは、菅原照仁がトラック部門総合16番手、義正は走行中の模様。

ラリーはチリでのステージを終え再びアルゼンチンへ。アンデス山脈のふもと、サルタを目指す。2輪/クワッドは総走行距離891km、うち競技区間371km。4輪/トラックは総走行距離859km、うち競技区間358kmを走行する。



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