ダカールラリー7日目、ドゥビリエが猛追 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ダカールラリー7日目、ドゥビリエが猛追

 

ラリーは10日、イキケからボリビアに突入し、塩湖で有名なウユニまでの区間を走行。この日は4輪/2輪/クワッドは総走行距離717km、うち競技区間321km。トラックは総走行距離436km、うち競技区間335kmが設定された。

このステージでベストタイムを獲得したのはMINIのオーランド・テラノバ。次いでヤジード・アル‐ラジ、テン・ブリンクとトヨタ勢が続いた。

総合2位で追いかけるジニール・ドゥビリエ(トヨタ、写真)はステージ6番手タイムだったが、総合首位のナッサー・アル‐アティヤ(MINI)が体調不良で3分ストップ。両者の差は8分14秒に詰まっている。

アル‐アティヤを追いかけるドゥビリエは「僕も頭痛があった。標高が高い上にステージがトリッキーだったので、集中するのが難しかった。150km辺りでナッサーに追いつき、その後彼がミスをしたので追い抜いた。その後、道が開けた後はぼくらも3、4回ミスをしたけど、僕らを抜いたトラックを抜き返したよ。ナッサーとの差が3分詰まったし、この後も何が起こるか分からない」

この日のステージウィナー、テラノバは「難しいし複雑だった。調子は上がってきている。ミスを避けるのは大変だが、来年はもっと強くなって戻って来れる」

プジョー勢は順調に走行。ステファン・ペテランセルは8番手タイム、シリル・デプレは24番手タイムでこの日のステージをフィニッシュしている。

日本勢ではトヨタ・チーム・ランドクルーザーの2台はこの日も市販車ディーゼルクラスでの1-2番手タイムにつけて、総合でも同順位をキープ。首位の三橋淳は総合27番手と順位は変わらないが、ジボンは33番手と3つポジションをアップした。トラック部門では、日野チームスガワラは菅原照仁がカミオン部門の総合19番手と猛追中。義正も同総合31番手と奮闘を続けている。

ラリーは11日、ウユニからイキケへと戻るルート。この日は4輪/2輪/クワッドは総走行距離808km、うち競技区間784km。トラックは競技区間のみの273kmとなっており、この日を終えれば休息日を迎える。



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