2014年、全日本ラリー選手権にスバルBRZでフル参戦を果たし、JN5タイトルを獲得した鎌田卓麻が1月9日、開催中の東京オートサロン内、テインブースで2015年の体制を発表。JN6にクラスアップし、新型スバルWRX STI(VAB型)に挑むことを明かした。
JN5タイトル獲得の後押しとなった、テインのショックアブソーバ、TYPE Gr.N F.R.S. Specと、360度全方位完全制御を実現した電動減衰力コントローラー、EDFC ACTIVE PROをWRX STIにも装着し、強豪が立ちはだかるシリーズ最高峰クラスに挑む。
マシンプリペアは、海外参戦の経験も豊富なSyms Racingが担当。チーム名はSyms Racing with TEINとなる。
昨シーズンのテスト前までは減衰力コントローラーの効果には懐疑的だった明かした鎌田は「今では、EDFC ACTIVE PROなしでの走行は考えられない」と応答速度にもまったく問題ないことを明言。
「やるからには勝利を目指す。新しいモデルなので煮詰めるのは大変だが、テインとシムスのタッグは勝てるポテンシャルのある組み合わせ。ドライバーとして、力を合わせていきたい」と力強く豊富を語った。