10月1−4日に開催されるWRCツール・ド・コルスでは、再びヒュンダイ・モータースポーツNからi20 WRCを駆るヘイデン・パッドン。今季グラベル戦では頼もしい結果は残しながらもターマックでの経験不足は自認しているパッドンだが、ことツール・ド・コルスは7年間WRCカレンダーから外れていた事もあり、参戦経験は一度もない。
「ターマックでの走行は未だに未知の世界だから、この後に続くコルシカとスペインには専念していきたい」とコメントするパッドンは、サーキットトレーニングを受ける予定にしている。異なるコーチで2日間のトレーニングを行った後、ル・マンではスクールに入るほか、ラリーコーチと共に1日のテストも行うという」
「それまでは、ツール・ド・コルスのTV映像を見ているくらい。観たところでは、いわゆるトラディショナルな舗装ラリーで、ドイツよりもテクニカルなようだ」
トレーニングセッションに加え、プレイベントテストではフルスケジュールでi20 WRCでの走行が控えている。コルシカに入る前には、先日フランクフルトモーターショーで容姿が披露された2016年がたi20 WRCの開発テストにも参加する予定だ。