負傷で豪戦欠場のオストベルグ、コルシカでWRC復帰 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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負傷で豪戦欠場のオストベルグ、コルシカでWRC復帰

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シトロエン・レーシングは、WRCオーストラリアのレッキ中にアクシデントで負傷しスタートを見送ったマッズ・オストベルグが、ツール・ド・コルスに参戦することを明かした。クリス・ミークと共に、マニュファクチャラーズ選手権2位の座死守に挑む。

またオーストラリア戦で急きょオストベルグの代役として、WRCグラベル戦デビューを飾ったステファン・ルフェーブルも、3台目のDS 3 WRCを駆る。

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シトロエンにとってはWRC母国戦となるフランス戦は、2010〜2014年までアルザスで開催された後、今年再びコルシカ島に復帰。シトロエンとしては、1999年にフィリップ・ブガルスキーがクサラに初勝利をもたらした思い出のあるイベント。2004年にはセバスチャン・ローブが初めてWRCタイトルを獲得した年に優勝を飾っており、翌年ローブは全ステージ制覇の完全勝利を遂げている。

今年はルートが全島を網羅するため路面キャラクターが多彩になる他、数日前には気温が35度にも達しているなど酷暑も予想されるため、チームのテクニカル陣営は3日間に渡るプレイベントテストを行った。

オーストラリアでの負傷から回復したオストベルグは、金曜日にテストを行いマシンの感触を取り戻した。「最後にWRC戦として開催されたコルシカには、いい思い出がたくさんある」とオストベルグ。
「いつもと違って、今回はラリー前の準備として充分な休養を取らなくてはならず、それは完璧に果たしたけど、退屈だったよ! もうドライビングは問題ない。意欲満々だし、スタートが待ち切れないよ。トップ5に入ってドライバーズ選手権の座を維持することが目標だ」

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クリス・ミークは、以前のツール・ド・コルスに2WDマシンで3度参戦した経験を持つ。「全く新しいラリーになったね」とミーク。「WRCの名門イベントだから、また参戦することができてうれしいよ。ルートを見ると、アジャクシオ周辺に固まっていた以前のコルシカの面影は少ない。前よりもワイドな道もあるようだ。舗装のドライビングは大好きだから、早くスタートしたくて仕方がない。9SSしかないけど、とても長いステージだから、天気の影響も大きいだろう。自分のドライビングに集中して、順調に進めばポディウムも狙えるはずだ」

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初めてのWRCグラベル戦となったオーストラリアで大健闘を見せたルフェーブルは、昨年ERC戦として開催されたツール・ド・コルスで、ジュニアERC部門の優勝を飾っている。「名門ステージで、いい走りがしたい」とルフェーブル。
「ドイツやオーストラリアでのパフォーマンスが確かなものであるということを披露することが目標。ペースは上げていかなくてはならないが、トラブルは避けないと。でも、マシンにも慣れてきたので0からのスタートという気はしていない。ドイツのコースとは違うし、もちろんオーストラリアとはかけ離れているけど、少なくとも勢いはあると思うよ!」



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