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APRCチャイナ:レグ1からティデマンドが圧勝ペース

©APSM.tv

APRC第6戦ラリーチャイナ龍遊(中国、グラベル)は10月30日に浙江省で開幕し、スーパーSS1本を走行。翌31日にはレグ1-bに設定された6SSの走行が行われた。このチャイナでシュコダ・ファビアR5を投入したチームMRFは、ポンタス・ティデマンドが7SSすべてでベストタイムをマーク。2位に5分40秒以上の大差を築く圧勝ペースで首位につけた。

「雨やマッド、変わりやすいルートは新しい経験だった。幸い、ファビアR5はトリッキーなコンディションでも完璧な動きをしてくれた」とコメントするティデマンドは、今回がチャイナ初参戦。しかし、既にAPRCタイトルを決め、WRCスペインではWRC2勝利を果たしたばかりのティデマンドにとっては、自分の走りに徹するばかりだ。

「ラリーをリードしているのはもちろんうれしいが、日曜日にはまだ6SSが残っている。一瞬一瞬で集中していかなくてはならない」

クスコレーシングのマイケル・ヤングはこの日最後のステージでパワーステアリングにトラブルを抱えた後、バンクに乗り上げ転倒。ラリーは続行しているが、首位から40分以上の遅れを喫している。

一方でSS4では、ガウラブ・ギル(シュコダ・ファビアS2000)が大クラッシュ。コ・ドライバーのグレン・マクニールが鎖骨を骨折し、病院に搬送されるアクシデントが起きている。

Mitsuru Kotake

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総合2位にはSEM万宇ラリーチームから参戦しているニュージーランドのリチャード・メイソン(三菱ランサーエボリューションEX)、3位にはアジアカップエントリーの高山仁(スバルWRX STI)がつけている。アジアカップでのライバル、ギルがリタイア、ヤングも大きく後退しているため、高山がこのままアジアカップトップでフィニッシュできれば、タイトル獲得に大きく前進することになる。
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競技最終日となるレグ2には、イベント最長の25.20kmを含む3SSを2回ループする6SS・123.60kmのステージが設定されている。



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