このステージでベストタイムを獲得したのはプジョーのセバスチャン・ローブ。沼のようになった路面に足下をとられたものの、それをものともしないスピードを見せつけた。チームメイトのステファン・ペテランセルがステージ2番手、3番手にトヨタのジニール・ドゥビリエ、4番手はMINIのミッコ・ヒルボネンがつけており、これがそのまま総合順位となっている。
優勝候補の一角と目されたMINIのナッサー・アル‐アティヤは1分のペナルティを科され総合9番手、チームメイトのナニ・ロマもスタックに手間取り大きくタイムロス、43番手と大きく出遅れてしまった。またプジョーのカルロス・サインツもエンジントラブルが発生し、10分57秒遅れの総合13番手となっている。
チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの2台もフィニッシュ。市販車部門ディーゼルクラスで三浦昂が4番手(総合58番手)、ニコラ・ジボンが5番手(総合59番手)につけている。
日野チームスガワラもステージを走りきり、菅原照仁が排気量10リッター未満クラスのトップに立っている(総合23番手)。また、父の義正も同クラス4番手(総合47番手)につけた。
5日のステージはサン・サルバドール・デ・フフイまでの664km。うち競技区間は350kmとなる予定。