みなさんこんにちはヨンカイです。
すでにラリープラスvol.08では告知しておりましたが、明後日の1月15日に、ラリーカーズvol.11が発売されます。
今回のお題は、フォードRS200。
グループB最終年の86年に登場したフォード渾身の1台です。
かつて一世を風靡したエスコート・マーク2以来となるフォードのワークスマシンは、市販ラインナップの頂点に立つ存在としてデザインされ、革新的なドライブトレインと理想的な重量配分、そして強大なパワーのエンジンを武器に、WRCを席捲するはずでした。
その野望はしかし、グループB規定の終焉というかたちで潰えてしまいました。
今回のラリーカーズでは、その誕生にいたる紆余曲折からWRCの舞台を降りたその後までを追いかけ、これまであまり知られてこなかったRS200の実像に迫ります。
フォードがワークスチームによるWRC参戦プログラムをストップしたのは、ビヨルン・ワルデガルドがチャンピオンを獲った79年末のこと。そこからRS200のプロジェクトが正式にスタートするまで、3年以上という長い月日を要しました。それはなぜだったのでしょうか。
チーフエンジニアやドライバーたちの証言をもとに、「WRC参戦は4戦のみ、最上位は3位1回、勝利なし」という結果からは決して見えてこない、様々なドラマを描き出します。
オールカラー・116ページ。価格は1200円+税。
ちなみに1月15〜17日にかけて千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロンの三栄書房ブース(ホール9)でも取り扱い予定となっておりますので、会場にお越しの方は是非お立ち寄りくださいませ!
※15日は一般公開が15時からとなっておりますのでご注意ください。