ソルド「舗装からグラベルに変わるほうがハード」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ソルド「舗装からグラベルに変わるほうがハード」

 

ヒュンダイ・モータースポーツは、今週末に開催されるWRCスペインに、ティリー・ヌービル、地元出身のダニ・ソルドをエントリー。またヒュンダイ・モータースポーツNから、ヘイデン・パッドンを含む3台のi20 WRCで挑む。

 2週間前にはスペインでソルドがグラベルでショートテストを行ったほか、3人揃ってターマックでのテストを実施し、グラベルとターマックのミックスとなるイベントに備えた。今回もメインの目標は3台が揃ってフィニッシュすることだが、舗装でのパフォーマンスレベルを評価する好機とも捉えている。

 チーム代表のミシェル・ナンダンは「グラベルとターマックのステージが含まれるラリー・スペインは2つのラリーを一度に行うようなもので、ドライバーだけでなくチーム全体としても大きなチャレンジだ。金曜日のサービスでは、75分の間にグラベルからターマックに仕様を変更しなくてはならず、エンジニア、メカニックにとって、大変厳しくなる」とコメント。
「今季最後のターマックラリーでもあるので、ドライバーにはフランスやプレイベントテストで見せたようなパフォーマンスレベルをさらに押し上げてもらいたいと伝えた」

 エースドライバーのヌービルは、昨年のスペインを4位でフィニッシュ。一方、地元スペイン出身のソルドは、今回が12回目のスペイン参戦となり、情熱的なスペインファンからの後押しを受けて好リザルト獲得に気合いを見せる。

「もちろん、観客から盛大な応援があると思うので、特別なイベントだよ。初日のグラベルはとても好きなステージ。選手権ランキング(現在10位)のおかげで、走行順がいいので、路面がクリーンになっていて欲しいね。後半2日間でターマックにスイッチすることは、それほど厳しくない。グリップがあまりない状態からのスタートなんだからね。その逆の方が難しいよ」



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