フォルクスワーゲンは、1月15日に千葉県の幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2016」に初出展。同社のスポーツモデルのアイコンであるGTIシリーズ、Rシリーズ、そして同社初のプラグインハイブリッドカー、ゴルフGTEを展示している。
プレスカンファレンスでは、フォルクスワーゲン グループ ジャパン マーケティング本部 正本嘉宏氏が登壇。WRC世界ラリー選手権での3連覇とともに今年も挑戦を続けていくことをあらためて発表した。さらに、ゴルフGTI生誕40周年記念モデル、ゴルフGTIクラブスポーツを、2016年中旬に日本に限定導入することを発表した。ゴルフGTIクラブスポーツは、2015年9月にフランクフルト国際モーターショーでワールドプレミアとして発表。日本プレミアはこの東京オートサロンとなる。1976年に初代の生産が開始されたGTI生誕40周年にあたって特別開発されたモデル。現行ゴルフGTIのターボエンジンにさらなる改良を加え、馬力は220PSから265PSにアップ(欧州仕様の数値)。一時的に最高出力を約10%増加させるブースト機能も備えている。
また、レース仕様車並みのダウンフォースを発生させる、アグレッシブな専用デザインのフロント&リヤバンパー、サイドシルおよびリヤスポイラー、GTIロゴ入り専用スポーツシート、GTIロゴ付きアルカンターラ巻き専用ステアリングホイールなど、スポーツ走行をサポートしつつドライバーの高揚感を高める専用インテリアが施されている。
現在、フォルクスワーゲンではスポーツモデルのアイコンであるGTIシリーズ、極限まで走行性能を高めたRシリーズ、スポーツ+ゼロエミッションも兼ね備えたプラグインハイブリッド のGTEシリーズの3シリーズでスポーツモデルシリーズを展開しているが、今回ゴルフGTIクラブスポーツを新たに導入することで、同社のスポーツモデル全体の世界観やスポーティでエモーショナルな魅力を訴求していくという。