第38回ダカールラリーは、1月16日、フィニッシュを迎え、4輪部門はプジョー2008DKRのステファン・ペテランセルの総合優勝で幕を閉じた。二輪でダカールを初めて制した頃からプジョーでのドライブを夢見ていたというペテランセル。憧れのマシンで優勝を果たした思いを明かした。
4輪部門総合優勝
ステファン・ペテランセル(#302 プジョー2008DKR 16)
「心から満足している。自分のフィーリングとしてはチームはまだ少し若いと思っていたが、全てがとても順調に動いた。我々のマシンが、WRCスタイルのステージでも非常にコンペティティブだったというのは、うれしいサプライズだった。このような区間ではカルロスやセブの方が速いと分かっていたので、とにかく離されないようについていこうと思っていた。マキシマムアタックをした日は1日あったが、クリーンなラリーができたし、残り3日で50分という大差をつけてリードできた。自分が二輪のライダーで初めてダカールに参戦した時、いつかプジョーをドライブしたいと夢見ていた。チームに加入して、彼らと共に優勝を果たす事ができ、本当に満足のいく思いだよ」
2位
ナッサー・アル‐アティヤ(#300 MINIオール4レーシング)
3位
ジニール・ドゥビリエ(#301 トヨタ・ハイラックス)
4位
ミッコ・ヒルボネン(#315 MINIオール4レーシング)
9位
セバスチャン・ローブ(#314 プジョー2008DKR 16)
市販車部門優勝
ニコラ・ジボン(#343 トヨタ・ランドクルーザー)
同5位
三浦昂(#342 トヨタ・ランドクルーザー)
「初めて社員ドライバーとして出場し、さらに完走が出来てダブルでうれしい。ここまで2年間以上かかったが、自分が走るために本当に多くの人たちが協力してくれた。改めてお礼を言いたい」
トラック部門 排気量10リットル未満クラス優勝
菅原照仁(#519 日野レンジャー)
同2位
菅原義正(#528 日野レンジャー)
「難しい大会をゴールすることができて、幸せ。多くの人たちがゴールに出迎えてくれて、うれしい。今回は、久しぶりにスタックを喫したのが印象的。まだまだ頑張る。応援してくださった方々、どうもありがとうございました」