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3連覇王者のVW勢、最強のドライバーズラインナップで0からスタート

©VOLKSWAGEN

3年連続でマニュファクチャラーズ、ドライバーズ、コ・ドライバーズと、WRCタイトルを制してきたフォルクスワーゲン・モータースポーツ。昨年は、セバスチャン・オジエ、ヤリマティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンと3人のドライバーが、ドライバーズ選手権でトップ3を独占する圧倒的な強さを誇った。この顔ぶれで、2016年は全14戦となるWRCでの戦いに、また0からのスタートに挑む。

昨年のモンテカルロでは、オジエ、ラトバラ、ミケルセンがポディウム独占と、最上の滑り出しを決めたVW。

「モンテカルロ以上に、シーズンの開幕を迎えるラリーは想像できないよ」と語るオジエは、過去2年間で開幕勝利を飾っている。
「もちろん、今年も勝ちたいと思っている。自分にとっては、一年で一番重要なラリーだ。鍵となるのは、タイヤチョイス。アイスクルーの情報が頼りだ。天候を正確に読み取り、アルプス独特の天気を把握することが全てなんだ」

ラトバラも「山のコンディションは分刻みで変わっていく。日の当たる側と影の側では、路面コンディションも全く違う」とコメント。
「アイスクルーといいコミュニケーションを取ることが、モンテでいいリザルトを収める一番の方法。ロイヤルパレスの前に立ち、願わくばトロフィーを手にすることが、モンテでの毎年の僕のモチベーションだよ」

昨年は待望のWRC初勝利をマークして、新たなシーズンを迎えるミケルセンだが「モンテは、自分の得意なラリーとは言えない」と正直な気持ちを吐露した。「昨年は3位でフィニッシュしたから、今年も同じリザルトが収められれば上出来だと思う。今年からは、新しいコ・ドライバー、アンダース・イェーガーと戦いに挑んでいく。100%の力が出せるまでには、もちろん時間はかかると思うが、一緒にテストに参加し、とてもポジティブな感触を得ている。SS数本走った後には、リズムをつかめると思うよ」



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