WRCモンテカルロ:デイ2コメント「モンテで安全圏内のリードはあり得ない」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCモンテカルロ:デイ2コメント「モンテで安全圏内のリードはあり得ない」

©VOLKSWAGEN

ラリーモンテカルロ、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。ミークとの激戦を賞賛した首位オジエ。この2人と3位以下には1分の差がついているが、どれだけ余裕があってもモンテカルロでは油断はできない、と厳しさを語った。

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

セバスチャン・オジエ/総合首位
「モンテの滑り出しは、クリス・ミークとのエキサイティングで張りつめたバトルになっている。彼は今日、速かった。自分の内容にはとても満足。午前の2本目のステージでの小さなミス以外は、いいリズムを築けた。いわゆるモンテらしいコンディション。7本目のステージは少し危険だったので、より慎重なアプローチで行った。クリスと僕が3位以下に築いているギャップは余裕があるように見えるかも知れないが、モンテでは安全圏内のリードは存在しない。ここでは何が起きても不思議じゃないんだ」

ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「すべて予定通りに進んでいる。最初から、僕の目標はこのラリーで勝つためにプッシュすることではなく、自分の走りをすることだった。まさにそれをやっている。コンディションは一日中難しく、ドライから凍ったセクションまで、常に変化していた。恐らく自分は少し慎重過ぎたかも知れないが、午後はリズムをつかんだ。それがタイムにも反映されている。日曜日のモンテカルロでのセレモニーまでまだ先は長いが、ポディウムに上がることができれば最高のシーズンの滑り出しになる」

CITROEN

CITROEN

[アブダビ・トタルWRT]
シトロエンDS3 WRC

クリス・ミーク/総合2位
「今日の自分に満足している。マシンの感じもいいし、首位に挑むというのは本当にいいものだよ。僕とセバスチャンの差は数秒だけだが、彼はLes CostesとChaillolの間の数kmで差をつけてきた。自分に関しては、ドライビングにはハッピー。彼がどうやってタイムを詰めてきたのか、まったく分からないよ。でも、どうであれ僅差だし、戦いはまだ終わっていない」

ステファン・ルフェーブル/総合8位
「ドラマの多い一日だった。午前は慎重に滑り出した。特に、クビカのマシンが木に向かって止まっていたのを見たからね。日中サービスでセットアップを変えたが完璧には行かず、2本のステージの間で小さな変更を行った。あいにく、スタビライザーがスタックしてしまい、タイムコントロールへの到着が遅れてしまった。SS8では少し空き地に回り込んでしまうこともあった。氷っている部分で滑り、高速コーナーでマシンがしっかり回らなかったんだと思う。幸い、すぐに道に戻る事ができたので、5秒ほどのロスで済んだ。モンテカルロでは経験が重要であることがよく分かったよ」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合4位
「全体としては、まずまずの一日。滑り出しは最高だった。慎重になり過ぎたところでしかタイムをロスしなかった。新しいコ・ドライバーとのコンビでも、すぐにいいリズムがつかめた。彼のタイミングは完璧だよ。午後の2本目では、急にリアのグリップを失ってスピンした。向きを直さなくてはならず、かなりロスになった。そのミス以外、パフォーマンスには満足だ」

HYUNDAI

HYUNDAI

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合5位
「難しい一日だったが、新世代i20 WRCを改良することができたので、チームにとっては有意義だった。午前のループは本当にタフだった。サスペンションのセッティングが柔らか過ぎて、マシンが暴れ過ぎたんだ。日中サービスで変更して、かなり助かった。でも、コンディションが変化する中でタイヤがベストの状態になることはほとんどなく、トラクションが得られない事もあった。今日学んだことを、残りの日にも行かして行きたい。新しいマシンにも慣れてきて、フィーリングはよくなっている。安定してトップ5を争えているので、いい感じだよ」

ダニ・ソルド/総合7位
「ベストの内容ではなかったが、新型マシンには対応できている。最初のステージでは学ばなくてはならないことも分かっていた。午前中のセットアップは自分にはあまり合わず、モンテカルロのスリッパリーなコンディションで必要になる自信が得られなかった。サスペンションを固めに変更したが、ソフトタイヤではグリップが得られなかったので思うようにプッシュできなかった。今日はチームと、やるべきことについて話し合い、明日につなげていきたい」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

マッズ・オストベルグ/総合6位
「まずまずの一日だった。全開でプッシュしていなかったのでクリアだったのだと思うが、マシンの中では大忙しだったし、それがとても重要だった。ノルウェー語のペースノートは久しぶりなので、それに慣れているところだ。何でもそうであるように、完璧にするまでには少し時間がかかるが、近づいてはいるよ」

M-SPORT

M-SPORT

エリック・カミリ/SS6でラリーリタイア
「昨晩はいろいろなことを学んだ。マシンのこと、WRCのレベルのこと。だから今朝はもう少しプッシュできた。自分たちが出せたタイムについては、すごくうれしいよ。正直、ちょっと驚いたからね。でも、午後は流れをつかめなかった。このラリーを何としてもフィニッシュしたかった。アイスのセクションで、ドライビングに慎重さが足りなかったことが問題だったと思う。コーナーでカットした時に、マシンが引きずられてコースオフし、木の中に突っ込んでしまった。衝撃でロールケージにダメージを負ったことは、本当に不運だった。こんなに早い段階でラリーが終わってしまい、もちろん残念だが、モチベーションは下がっていない。午前中のタイムでポテンシャルを見せられたと思うし、それは悪いことではない。この週末の経験を将来に活かしたい。自分の目標はこれまで以上に高くなっているよ」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ヘイデン・パッドン/SS3でデイリタイア
「思う通りに行かない午前だった。凍った区間にリアをとられて木にヒットし、左リアタイヤがもげてしまった。続行する手だてがなく、デイリタイアするしかなかった。今回は学ぶ機会のラリーだと分かっていたが、初日がこんなに早く終わるとは思っていなかった。これが、このラリーの特質なんだろうね。明日はラリー2で再スタートできるので、自分の成長を見定めたい。特に51kmのステージではね」

After SS8
1. S.オジエ(V) 1:29:06.1
2. K.ミーク(C) +9.5
3. J.ラトバラ(V) +1:08.1
4. A.ミケルセン(V) +1:33.8
5. T.ヌービル(H) +1:47.8
6. M.オストベルグ(F) +2:18.5



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