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FIA、R-GTカップを創設、R-GTカーのラリー参戦増に期待

 

 FIAは来季のWRCにR-GTカップを創設することを発表。GTマシンのラリー参戦増を図る。

 このR-GTカップは来季のWRCモンテカルロ戦を皮切りに、全5戦で構成。WRCドイツ戦、ERCのイプルー、デュ・バレー、コルシカとすべて舗装ラリーとなる。

R-GTカーで初めてWRCに参戦したのは、マルク・デュエツ。今季のモンテカルロにポルシェ911でエントリーした。8月には英国にリチャート・タットヒルがドイツ戦で同じくポルシェ911を駆り、初めての完走を遂げている。現在開催中のフランスでは、このタットヒルの911をフランソワ・デルクールが駆り、同じく911でエントリーするロメイン・デュマとの対決も注目を集めている。

 FIAラリーディレクターのヤルモ・マホネンは「我々の技術部門と連携して、このクラスをどのように適切にラリーヒエラルキーに導入していけるかを話し合ってきた」とコメント。「R-GTはそれぞれ非常に個性があり、この点に注意を払わなくてはならない。このため、進行中の作業は多いが、数々のチューナーといい連携を組めており、協力してもらっている」

「R-GTカップの創設は自然の流れであり、将来的にはより多くのマシンの参戦を臨んでいる。ここまでの反応を見ると、ファンもこうした魅力あるマシンの外見やサウンドが大好きのようだ」



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