TOYOTA GAZOO RacingのWRCチーム代表であるトミ・マキネンは、2017年からのFIA世界ラリー選手権(WRC)の準備状況を語った。
「このような一大プロジェクトの一員になれたことを嬉しく思っています」とマキネン。
「成功のために一番必要なことは、高い志を持った人々を集めること。今力を入れているのはその点です。私のキャリアを振り返っても強いチームが一体となって高い意識を持ってこそ、最良の結果が出せる。そういうチーム作りをすることによって、トヨタのWRCチームとして勝てる状況になると思います」
2017年からの参戦に向けては、実車テストを3月から実施する予定。車両はヤリス(全長3910mm、全幅1820mm)、エンジンは1.6リッター直噴ターボ(グローバルレースエンジン規定に準ずる)をTMGにて開発中、タイヤはミシュラン製とされている。