フィンランドラリー選手権第2戦バークナラリー(スノー)は、2月27日、フィニッシュを迎え、TOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジプログラムの一環としてトミ・マキネン・レーシングがプリペアするスバルWRX STIで参戦した勝田貴元は、SM2クラス5位でフィニッシュした。
この日は開幕ステージで、クラス2位につけていた新井大輝がコースアウトするアクシデントで幕を開けた。一方の勝田は、今季から組む英国人コ・ドライバー、ダニエル・バリットとの2戦目でのフルスノーラリーで、5番手タイムもマークするなど健闘。堅実に全てのステージを走り切った。
クラス優勝はティーム・アスンマー(WRX STI R4)、総合優勝はユハ・サロ(プジョー208 T16)と、いずれもスタートからリードを握った両名が首位を守り切った。ファビアR5で参戦したWRC2コンテンダーのオーレ・クリスチャン・ベイビーは、猛烈な追い上げを見せたが、サロに2.3秒届かず2位でのフィニッシュとなった。
フィンランドラリー選手権第3戦ターコSMラリーは3月11−12日、フィンランド中部のクオピオで開催の予定。