3月19日、ミズーリ州で開催されたラリーアメリカ第2戦の100エーカーウッドラリーでスバル・ラリーチームUSAのトラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)が優勝、チームメイトのデイビッド・ヒギンズが2位に入った。
ラリーは、18日の金曜日と19日の土曜日という2日間、全17SSで行われ、チームメイト同士による激しいバトルが展開された。初日、パストラーナは9SSのうち6SSを制してラリーをリード。昨年の勝者である2番手のヒギンズに8.7秒差をつけてみせた。2日目、逆転を期して臨んだヒギンズは、8SSのうち6SSを制する走りでパストラーナを追い詰め、最終ステージを前にしたSS16でついに逆転。4.9秒差でトップに立った。そして迎えた最終SS、ヒギンズはウォータースプラッシュで冷却水のホースを切断してしまい万事休す。大きくタイムロスを喫してパストラーナに再逆転を許すこととなった。
ラリーアメリカ第3戦はオレゴン州で開催されるオレゴン・トレイル。森林セクションのほか、6速全開で丘陵地帯を駆け抜けるセクションなど、観客にも人気の高いイベントとなっている。4月22〜24日の3日間にわたって開催される予定だ。
総合順位 | クラス | ドライバー | マシン | タイム/差 |
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1 | オープン | トラビス・パストラーナ | スバルWRX STI | 1:43:07.0 |
2 | オープン | デイビッド・ヒギンズ | スバルWRX STI | +1:42.3 |
3 | スーパープロダクション | オサリバン | スバルWRX STI | +10:49.9 |
4 | スーパープロダクション | ジェフ・シーホーン | スバルWRX STI | +11:44.8 |
5 | ナショナル・リミテッド・オープン | シームス・バーク | 三菱ランサーエボリューション | +11:46.8 |
6 | スーパープロダクション | トロイ・ミラー | スバルWRX STI | +16:15.3 |