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ERCアイルランド:予選ステージトップはエバンス

©ERC/Gregory Lenormand / DPPI

ERC第2戦サーキット・オブ・アイルランド(ターマック)は4月7日、走行順選択の順番を決める予選ステージ(4.22km)が行われ、ERC初参戦のエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタR5)がトップタイムをマークした。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

予選の前に同じステージで行われたフリープラクティス走行は、ウエットとドライのミックスコンディション。この2回の走行で、予選ステージでの路面はマッドに覆われたスリッパリーなコンディションとなった。コースアウトも続出する波乱のなかで、エバンスは2番手タイムのカエタン・カエタノビッチ(フィエスタR5)に4.575秒の差をつける圧倒的な強さを見せた。3番手タイムは、地元アイルランドの強豪、アリステア・フィッシャー。

今季ERC初参戦で、昨年のアイルランド戦の覇者クレイグ・ブリーン(シトロエンDS3 R5)は4番手タイム。同じくDS3 R5のキース・クローニンが5番手につけた。

ERC

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マッドの影響でグリップレベルの低いステージではアクシデントも続出し、ERC常連のロベルト・コンサニ(DS3 R5)は、フロントエンドに激しいダメージを負った。またデイビッド・ボッカは、ステージ終盤のジャンクションでディッチにはまり、予選をフィニッシュすることができなかった。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

予選ステージの結果、この日の夜にリスバーンで開催去れたセレモニアルスタートで、エバンスは走行順トップを選択。カエタノビッチ、フィッシャーも予選順位そのままの2番手、3番手を選択した。予選ステージをフィニッシュできなかったコンサニとボッカは、プライオリティドライバー勢の最後からのスタートとなる。

レグ1は4月8日、6SSが設定される。この日の不安定な天候は週末も続くと予報されており、コンペティターにとってはタイヤ選択が悩みの種となりそうだ。先頭走行をチョイスしたエバンスの判断がどう影響するのか、注目が集まる。



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