ニュージーランドラリー選手権開幕戦オタゴラリーは4月8日の開幕を控えた7日、シェイクダウンが行われた。
ヒュンダイi20をベースに製作したAP4マシンでのエントリーで注目を集めるヘイデン・パッドンも、1回のみの走行とはなったがその姿を披露。WRカーに近い幅広い改造が認められるAP4マシンが、豪快なサウンドを響かせた。小さなトラブルはあったものの、基本的な走りには満足を見せた。
「先週、短いテストを行ったばかりなので、ラリー中にも開発作業がたくさん発生すると思う」と語るパッドンは、昨年のオタゴラリーではフォード・エスコートでクラシック部門に参戦している。
「トラブルは最小限に抑えていきたい。今の段階では、リザルトは重要ではなく、自分たちのやるべきことをやり、楽しむだけだ。僕たちは今回、長期を見据えたプロジェクトを支援するために、ここに来ている」