ラリードイツ、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント。
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC
ヤリマティ・ラトバラ/総合首位
「セバスチャンとは素晴らしい首位争いをしていたので、彼が勝利のチャンスを失ってしまったことは、すごく残念だ。チームからこのことをショートメールで伝えられた時、一瞬アクセルを踏む足が緩んだ。僕らはいま30秒以上の差をつけているので、フォルクスワーゲンに初めてのドイツでの勝利をもたらせるチャンスを握っている。これに向かってすべてを集中しなくてはならない」
セバスチャン・オジエ/SS6でデイ撤退
「今日最後のステージの8km辺りで、右コーナーでブレーキが少し遅れてしまった。それでワイン畑に突っ込み、2mの壁を越えてまた道に戻った。走行を続けられる手だてはなかった。VWに母国優勝をプレゼントしたかったのに、本当に残念だよ。10分のペナルティを受けての再スタートとなるから、パワーステージでの3ポイントを狙う」
[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC
クリス・ミーク/総合2位
「久しぶりのターマック戦での出来に満足している。最初のステージではスピンで10秒近くロスしたけど、その後はいいリズムだった。でもまだ何が起こるか分からない。天気予報を精査する。タイヤ選択はキモになるからね」
マッズ・オストベルグ/総合8位
「最初のループはよかったが、午後になってからフィーリングがつかめなくなった。コンディションは難しいし、とにかくペースがつかめなかったんだ。8位まで落ちてしまったけど、トップ5との差は小さいので明日は追い上げるよ」
[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC
ダニ・ソルド/総合3位
「昨年勝ったイベントなので、特別な思い出のあるラリーにまたチームから参戦できてうれしいよ。チームもマシンからも進歩を感じる。走行順的には難しい状況だけど、全力を尽くしたし、ポディウム圏内なら満足できる内容だと思う。」
ティエリー・ヌービル/総合5位
「昨日のアクシデントからマシンを直してくれたメカニックに、まず感謝したい。最初のステージではハンドブレーキのセッティングが今ひとつでタイムが上がらなかったけど、状況はよくなっている。コンディションはトリッキーだけど、ポディウム圏内からもそう遠くはない。最終ステージはコックピットが煙だらけになったので、原因を探らなくてはならない」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC
アンドレアス・ミケルセン/総合4位
「舗装の経験を増やすために慎重なアプローチで攻めている。それでもSS3ではリアがコーナーのアウトにつかまってしまい、リムにダメージを負ってしまった。アンダーも出ていたのでサービスで調整したがこれはうまくいった。トップ5のリザルトを目指しているが、これは変わらないが、ポディウムのチャンスも視野に入ってきたから、残りの2日が楽しみだ」
[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC
ミッコ・ヒルボネン/総合6位
「今日の内容には満足。ポジション的には理想的ではないけど、差は小さいからね! 明日もプッシュを続ければ、ポディウム争いにも食い込める」
エルフィン・エバンス/総合7位
「今日は思う通りの内容になったと思う。WRカーで本格的な舗装ラリーを走るのは今日が初めてだから、想定通りの位置につけている。全体的には悪くないし、明日も楽しみにしている」
[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC
ブライアン・ブフィエ/総合9位
「ヒュンダイ・モータースポーツからの初めてのWRC参戦で、特別な一日になった。悪くないスタートだった。スリッパリーなコンディションにも対応できたし、自分のリズムをつかむことに専念した。マシンの進歩は感じているので、明日も楽しみだ」
[RK Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC
ロバート・クビカ/総合22位
「難しい一日だったが、多くを学んだ。SS3、SS6でミスをして、リバースに入れなくてはならなかった。原因は分かっているし、明日は自信を取り戻して、もっと成長したところを見せられると思うよ」