Mスポーツの代表、マルコム・ウィルソンは、今回のラリーアルゼンチンでは現地に帯同しないことが分かった。これまでWRCに連続269戦参加してきたウィルソンだが、先日、1980年のスコティッシュラリーで負った足首の手術を受けており、医師からは、在住する英国から遠く離れたアルゼンチンへの遠征は控えるように助言があったという。
「もちろん、すべての進捗は把握していく」とウィルソン。
「WRCの現場に行かないのは初めてなので、不思議な経験になるだろう。今回はゆっくり休養して、ポルトガルではまたサービスパークに戻るよ」
Mスポーツは今回のアルゼンチン戦で、マッズ・オストベルグ、エリック・カミリ、WRC2を戦うエルフィン・エバンス、3人のワークスドライバーの他、オィット・タナック、ロレンツォ・ベルテッリ、ヘニング・ソルベルグ、3台のフォード・フィエスタRS WRCを走らせる。