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米国スバルがマン島コース記録更新に挑戦、コース専用のWRX STIを開発

©SUBARU OF AMERICA

スバル・オブ・アメリカは、マン島TTコースのコースレコード更新に挑むことを発表した。ドライバーには元英国チャンピオンで、地元マン島出身のベテラン、マーク・ヒギンズを起用。英国のプロドライブ、日本のSTIと連携して、このコース専用に2016年型スバルWRX STIを製作する。

「再びマン島TTコースに挑むプロジェクトに向けて、大いに盛り上がっている」とスバル・オブ・アメリカのナショナルマネージャー・オブ・プロダクトコミュニケーション、ドミニク・インファンテはコメント。
「マン島TTは世界でも最も素晴らしい公道コースのひとつであり、1年のなかで最もエキサイティングなレースのひとつ。以前にも、ロードカーに近いスバルWRX STIをTTコースで走らせたことがあるが、今年はこのサーキットのための究極のWRX STIを開発する」

難関コースとして知られるTTコースは、ニュルブルクリンクやル・マンと同様にサスペンションやエンジンに厳しいタイプのコースであることから、マシンをコース専用に開発することを決断したという。設計と開発はプロドライブが担当し、STIから技術面のアシスタントを受ける。WRCへの参戦でスバルとの連携が知られるプロドライブだが、レースでの経験も豊富で、アストンマーチンで世界耐久選手権やル・マン24時間レースに参戦した経験も持つ。STIもご存じのとおり、2015年のニュルブルクリンクでの優勝マシンを輩出している。

世界的にも有名なマン島TTコースは、37マイル(約60km)。2014年にスバルはそれまで自身が持っていた115.36 マイル(2011年)を更新し、平均時速117.510マイルを記録。タイムは19分15秒だった。



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