WRCポルトガル、WRC2部門ではシュコダ・ファビアR5で参戦したポンタス・ティデマンドがクラス優勝。ティデマンドにとっては今季初のWRC2優勝を飾った。
昨年のポルトガルでの実戦デビューからちょうど1年。ファビアR5のティデマンドは木曜日のSS1でベストタイムをマークして首位に立つと、難しいコンディションの中、金曜日、土曜日いずれもタイヤのダメージに見舞われながらも、迅速なタイヤ交換で対応。一時は首位を奪われたものの、すぐに取り戻して今季2度目のWRC2参戦でシーズン1勝目をマークした。
「本当に信じられないようなラリーだったよ!」とAPRC王者のティデマンド。「シュコダ勢同士の激しい首位争いを制して勝つことができて、本当にうれしい」
スウェーデンでは2位に入っているティデマンドはこれで選手権3位に浮上。また、このポルトガルではプライベート参戦のニコラス・フックスも2位に入り、シュコダ勢が1-2フィニッシュを決めた。第3戦メキシコではテーム・スニネン、第4戦アルゼンチンのフックスに続き、ファビアR5勢がWRC2部門3連勝を決めている。
シュコダ・モータースポーツは、次戦のサルディニアでは、ヤン・コペッキーとエサペッカ・ラッピをWRC2部門にエントリーさせる。