ラリーフィンランド、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント。
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC
ヤリマティ・ラトバラ/総合首位
「最高の滑り出しだ。最初のSS直前に雨が降り出したので救われた。予想以上にグリップして、もっと速く走れるところもあった。でもこのようなコンディションでは、次のコーナーに深い水たまりがあっても分からない。観客にはこの天気はつらいと思うけど、ラリードライバーにとっては最高だよ」
セバスチャン・オジエ/総合2位
「またフィンランドに来れてうれしいよ。初日は予定通り。嵐の後、最初のステージには雨がたまっているところもあったので、リスクを負いすぎないようにした。でも全体としては、雨が降ってくれて助かる。ダスティでスリッパリーな路面のグリップがよくなるからね。予想よりも遥かにいいよ」
[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC
クリス・ミーク/総合3位
「初めてトップ争いに加わることができてうれしい。タイムの点では、僕が目指すのはステージウィンではない。何もトラブルがなければ、ラリーの終盤には取りたいと思うけど、トップ争いには残っていたい。自分が成長している手応えがあるし、明日の新しいステージはとても興味深いね」
マッズ・オストベルグ/総合7位
「最初の数kmはかなり満足していたが、マシンのフィーリングほどタイムはよくなかった。SSごとにセッティングを調整したが、いい落とし所はなかった。まだラリーは先が長いけど、もちろん今日の出来にはガッカリしている」
[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC
ミッコ・ヒルボネン/総合4位
「上位陣はすごく速いし、全てが完璧であってもステージ全体では勝負ができていない。でもまだポディウムを狙える位置にいるし、そこを目指していく。明日はとにかく攻めていくだけ」
エルフィン・エバンス/総合13位
「今日は僕らの日じゃなかった。ノートはすべて安全パイだったが、かなり堅実なアプローチだったし、とにかく慎重にここでのドライビングを学んでいる。今晩は帰ってからビデオを見て、できる限り修正を行っていく」
[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC
ユホ・ハンニネン/総合5位
「フィンランドでラリーを戦うのはとても特別なこと。SS1とSS2はまずまずの走りができたし、タフなコンディションでもリズムを築くことができた。ランカマアのリピートでは轍が深く、タイムをロスしたので自信も失った。でも全体としてはいいスタートだし、まだ先は長い」
ティエリー・ヌービル/総合8位
「今日のコンディションは理想とはほど遠いが、トラブルなく初日を終えたことは好素材。開幕ステージは少し速さが足りず、ペースノートに修正が必要だと思ったが、午後は調整した。序盤はあまり自信がなかったし、ランカマアのリピートではステアリングに苦戦した」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC
アンドレアス・ミケルセン/総合6位
「初日はまずまず。雨のおかげで予想よりもグリップが得られたので、走行順が3番手なのはよかった。ポーランドよりもフィンランドは格段に難しいので気合いを入れた。まだ先は長いから、気持ちは前向きだ」
[RK Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC
ロバート・クビカ/総合9位
「ドライよりもステージコンディションが難しいので簡単にはいかなかったが、自分たちとしてはいい一日だったと思う。シフトアップにトラブルがあったけど、それくらいだ。ドライビングには満足しているしペースノートもいいけど、ビデオを見ると速さが足りないところはノートが間違っている。でも全体としては今日の内容には満足」
[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC
ヘイデン・パドン/総合10位
「最初のステージでは、5,6kmの辺りで豪雨に見舞われ、視界が悪くなった。それでタイムのことよりも、ステージを走り切ることに集中した。ベンチマークとなるのはティエリーやユホだけど、SS3では彼らのペースからそう離れていないので、悪くないね」