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世界RXリッデンヒル:ペターが中間リザルトでトップ

©FIAWorldRallycross.com

世界ラリークロス選手権第4戦は5月28日に英国リッデンヒルで予選が始まり、Q2を終えてチャンピオンのペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)がトップに立った。

前戦ベルギーで、約2年ぶりに選手権首位の座を奪われたペター。マシンのアップデートを予定よりも早めて臨んだこのリッデンヒルでは、この日行われたQ1、Q2のいずれもトップタイムという快進撃を見せた。特にQ2では、2番手タイムのティミー・ハンセン(プジョー208)に2秒近くも差をつける圧倒的な強さを発揮した。

PSRX

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昨年のリッデンヒルでも優勝を飾っているペターは「最高の一日だった」と満足のコメントを残した。「マシンに大幅な変更を行ったが、その効果がとてもいいかたちで現れた。このサーキットは大好きだし、明日がすごく楽しみだ」

第2戦、第3戦を連勝で飾り、現在ドライバーズ選手権首位につけるマティアス・エクストローム(アウディS1)はQ1で2番手、Q2はハンセンの後塵を拝して3番手タイムだったが、総合ではペターに続く2位につけている。3位はケン・ブロックのチームメイト、アンドレアス・バックラッド(フォード・フォーカスRS)。ハンセンは、Q1の11番手タイムが響き、現在4位につけている。

前戦ベルギーで世界RXでの初ポディウムを果たしたセバスチャン・ローブ(プジョー208)はQ1でテクニカルトラブルに見舞われ、このヒート17番手。Q2は5番手と巻き返し、総合9位と現段階ではセミファイナル進出圏内につけている。

JRM RACING

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このイベントに今年もオルスベルグMSEからワイルドカードでエントリーしてきたガイ・ウィルクス(フォード・フィエスタ)は、現在、総合14位。同じく地元英国からの期待を受けているライアム・ドーラン(BMW MINI)はエンジンにトラブルを抱え、初日20位と出遅れている。

競技は5月29日に、Q3、Q4の後、上位12台によるセミファイナルが行われ、トップ6がファイナルに挑む。競技の模様はシリーズ公式サイトでストリーム中継が行われる。
世界ラリークロス選手権ストリーム中継

世界RXリッデンヒル 中間リザルト(Q2終了後)
1 P.ソルベルグ(シトロエンDS3)
2 M.エクストローム(アウディS1)
3 A.バックラッド(フォード・フォーカスRS)
4 T.ハンセン(プジョー208)
5 T.ヘイッキネン(アウディS1)
6 K.ハンセン(プジョー208)
7 J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロ)
8 A.マルクルンド(フォルクスワーゲン・ポロ)
9 S.ローブ(プジョー208)
10 K.ブロック(フォード・フォーカスRS)
11 K.エリクソン(フォード・フィエスタST)
12 J.バウマニス(フォード・フィエスタ)



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