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WRC2のタシェク、サルディニアのスタートを見送り

©WRC.com

今週開催されるWRCサルディニアで、WRC2部門の優勝候補の一人として見られていたハバート・タシェク(シュコダ・ファビアR5)がスタートを断念した。

タシェクは前戦ポルトガルで、パワーステージのファフェで大ジャンプした際に着地が激しくなり、リタイアを喫していた。この際、コ・ドライバーのマチエク・シェツパニアクが背中を負傷した。シェツパニアクは現地で治療を受けた後、母国ポーランドで療養。完治するまで競技参加は見送るように医師からアドバイスを受けていた。シェツパニアクは、ロバート・クビカの前コ・ドライバー。

タシェクはスタートは見送るものの、サルディニアではシェツパニアクとともにレッキに参加した。

「マチエクは回復しつつあるが、サルディニアは過酷なラリーなので医師から承諾が得られなかった。今回は競技参加は見送るが、レッキはパスしなかった。経験を積む事は最も重要だし、今後に向けてはペースノートは鍵になる」

WRC2では、フランスのヨアン・ボナートもエントリーを取り消している。ボナートはポルトガル後、シトロエンDS3 R5をエボリューション仕様にアップグレードしたが、競技に復帰する前にテストを行うことを希望している。



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