コバライネン、GT86 R3で初ドライブ&デモラン – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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コバライネン、GT86 R3で初ドライブ&デモラン

©SARD

全日本ラリー選手権第4戦「がんばろう!福島MSCCラリー2016」のデイ1に当たる6月11日(土)に、ヘイキ・コバライネンがGT86 R3でデモラン&トークショーを行った。

SARDからSUPER GTに参戦しているコバライネンだが、今回福島ラウンドにGT86 R3でエントリー。R3車両は昨年から国内でも参戦可能となったが、公道を走行するための様々なチューニングが必要で、そのままの装備で参戦することはできない。厳しい状況のなか、福島復興への一助になればというコバライネンの熱い思いにチームは懸命に車両を準備し、10日(金)はレッキも行ったものの、出走条件が整わずスタートすることができなかった。

しかし、主催者の厚意によりデイ1の11日(土)にルネサンス棚倉で行われたセレモニアルスタートの後、セレモニーゲートでフォトセッション、ギャラリーステージでGT86 R3でのデモランを披露。さらに、トークショーでは大勢のギャラリーを前に今後のラリーへの抱負を語った。

SARD

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「今回まだ未完成ながら走れるまでにクルマを準備してくれたチームに感謝している。競技に出走できずに残念だったけど、集まった多くの観客の前で私のラリーへの想いを直接伝えられたことがとても嬉しかったし、ファンの熱気の強さを感じたよ。 レッキに参加し、“サエ”(コ・ドライバーを務めた北川紗衣選手)とのペースノート作りもうまくいってコンビネーションは問題ないから、次回は競技出走して実戦での走りをファンに見せたいね」 とコバライネン。

マシンはカラーリングは完了しているものの、セッティングなどもこれから煮詰めるという段階。パーツ類はR3のホモロゲーションパーツをそのまま使用する予定だ。今後は参戦のための準備をさらに進め、7月1〜3日に開催される第5戦「2016 ARKラリー洞爺 Supported by Sammy」に参戦予定となっている。



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