ヒュンダイ・モータースポーツは、6月23−25日に開催されるERC第5戦イプルーラリー(ベルギー、ターマック)にコースカーとして登場させるi20 R5のカラーリングを公開した。
i20 R5は今夏のホモロゲーション取得を目指しており、公の場で走行を披露するのは、これが初めてとなる。このイベントには、WRC戦以外では初めて、ヒュンダイ・モータースポーツも帯同。チーム代表のミシェル・ナンダンは、今回のイプルーラリーを「ヒュンダイ・モータースポーツにとって、特別なイベント」と評した。
「このイベントは、i20 R5が初めて、ラリーファンや潜在顧客の前で走行を披露する初めての機会だが、ヒュンダイ・モータースポーツの歴史の中でも特別なイベント」とナンダン。「このイベントへの帯同は、WRCプログラムとは別立て。この4年間、チームはWRC活動のみに専念してきた。イプルーラリーは、i20 R5に専念するが、これは、ヒュンダイ・モータースポーツが初めてカスタマー向けに製作したマシン。わが社にとって非常に重要なプロジェクトであり、顧客へのアピールだけでなく、モータースポーツファンに向けても、より幅広くヒュンダイのブランドを示すことができる」
「このマシンで新しい国、新しいファンの前で新たな選手権に挑むことにより、我々のハイパフォーマンスマシンのエンジニアリング能力をより高く示すことができる」