WRCポーランド：日本時間のアイテナリー

©RALLY POLAND/Marcin Kaliszka

WRC第7戦ラリーポーランドは、ワルシャワの北に位置するミコライキを中心に行われるハイスピードなグラベルラリーだ。1921年に初開催された歴史あるラリーで、1973年にはWRCに組み込まれている。その後はヨーロッパラリー選手権の1戦としてターマックで開催。WRCとして復帰したのは2009年で、2014年からは連続して開催されている。

ラリーは日本時間の6月30日（木）夜にスーパーSSが行われ、7月1日（金）から3日（日）にかけて本格的な勝負が繰り広げられる。時差は日本が7時間先行しており、夕方から早朝にかけてSSが行われる。

2014年、2015年はフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエとアンドレアス・ミケルセンが1-2フィニッシュ。特に2015年は、ミケルセンがオジエと11.9秒差の僅差に迫り、成長を見せた。最終日にコースオフにより脱落したヤリ-マティ・ラトバラも含め、VW勢が得意としている。昨年3位のオィット・タナックや4位のヘイデン・パッドンらの活躍にも期待が集まる。