シュコダ・モータースポーツは、今週開催されるWRCポーランドにエサペッカ・ラッピとポンタス・ティデマンドの2人をシュコダ・ファビアR5でWRC2部門にエントリーさせる。
ラッピは昨年のポーランドでWRC2勝利を飾っている。ファビアR5にとって、これがWRC初優勝だった。ラッピは、母国フィンランドにも似た高速グラベルラリーで、イベント連覇を目指す。イタリアでは9位に終わっているだけに、ポーランドでの巻き返しへの意欲は高い。
「サルディニアでは、ポテンシャルを見せられた部分もあったが結果につなげることができなかった」とラッピ。
「ポーランドの超高速ラリーはフィンランドを彷彿とさせるので、自分にとっては母国で戦うような気分だ。もちろん、優勝を狙っていく」
そして昨年はラッピと共にシュコダ1-2を決めたティデマンドも「ポーランドの速いステージは大好きだ。去年、2位に入ったことでも分かってもらえると思う」とコメント。「WRC2タイトルのチャンスを広げるためにも、今年もトップリザルトを狙っていく」
また、地元ポーランドの若手、ハバート・パシェクを始め、このポーランドでは合計8台のシュコダ・ファビアR5が登場する。ファビアR5勢は、メキシコでティーム・スニネン、アルゼンチンでニコラス・フックス、ポルトガルでティデマンド、イタリアで再びスニネンと、WRC2で連勝の快進撃を続けている。