チーム・プジョー‐トタルは、7月8日、モスクワ‐北京を横断するシルクウェイラリーのスタートに臨む。今季は世界ラリークロス選手権にフル参戦するかたわら、クロスカントリーラリーにも挑戦するセバスチャン・ローブも、半月に及ぶビッグイベントを迎える。
ローブ(#102)とともにプジョー2008DKRを駆るのは、Mr.ダカールことステファン・ペテランセル(#100)、シリル・デプレ(#104)と、いずれもフランス出身というドライバーズラインナップだ。イベントは、7月8日にロシア・モスクワの赤の広場でオープニングセレモニーが行われた後、翌9日から、モスクワ‐カザン間でプロローグラン。カザフスタンを経由しながら、7月24日に中国・北京のオリンピックスタジアムでフィニッシュを迎える。総走行距離は1万780km、総ステージ走行距離は4105kmに達する。
プジョー・スポールのディレクター、ブルーノ・ファミンは「今回も、非常にエキサイティングなイベントに挑む」とコメント。「息を飲むような景観やチャレンジ、多彩なルートが待ち受けているようだ。我々は、ロシアやカザフスタンでの参戦経験はないが、中国では昨年、似たようなイベントに参戦して多少の経験を持っている。人間としても、競技力の面でも、限界への挑戦となるので、初めてシルクウェイラリーへ挑む機会をうれしく思っている。今年の初めにはダカールで成功を収めているので、今回も言うまでもなく優勝を視野に入れている」
2016シルクウェイラリー 予定行程
●7月8日(金)
オープニングセレモニー/スタートポディウム : Moscow – Red Square
●7月9日(土)
プロローグ : Moscou – Kazan | 853,35 km (SS 1,5 km)
●7月10日(日)
LEG 2 : Kazan – Ufa | 622,17 km (SS 135,78 km)
●7月11日(月)
LEG 3 : Ufa – Kostanay | 812,46 km (SS 200,43 km)
●7月12日(火)
LEG 4 : Kostanay – Astana | 855,69 km (SS 345,33 km)
●7月13日(水)
LEG 5 : Astana – Balkhash | 821,10 km (SS 568,83 km)
●7月14日(木)
LEG 6 : Balkhash – Almaty | 855,88 km (SS 411,35 km)
●7月15日(金) 休息日‐ALMATY
●7月16日(土)
LEG 7 : Almaty – Bortala | 610,4 km (SS 76,86 km)
●7月17日(日)
LEG 8 : Bortala – Urumqi | 829,35 km (SS 256,93 km)
●7月18日(月)
LEG 9 : Urumqi – Hami | 767,32 km (SS 384,40 km)
●7月19日(火)
LEG 10 : Hami – Dunhuang | 484,33 km (SS 340 km)
●7月20日(水)
LEG 11 : Dunhuang – Jiayuguan | 589,69 km (SS 330,20 km)
●7月21日(木)
LEG 12 : Jiayuguan – Alashan | 678,46 km (SS 425 km)
●7月22日(金)
LEG 13 : Alashan – Wuhai | 734,98 km (SS 367,44 km)
●7月23日(土)
LEG 14 : Wuhai – Hohhot | 774,47 km (SS 261 km)
●7月24日(日)
LEG 15 : Hohhot – Beijing | 490,48 km | Arrival at the Olympic Stadium
計TOTAL : 10,780 km (SS 4,105 km)