シルクウェイラリーは7月10日に予定されていたレグ2がキャンセルとなり、11日はロシアのウファからカザフスタンのコスタネイ間に設定されたレグ3の競技ステージ、815.15kmの走行が行われ、プジョー2008DKRのシリル・デプレがトップタイムをマーク。総合首位に浮上した。
チームメイトのセバスチャン・ローブは、この日序盤でトップペースの走りを見せていたが、高く茂る草でコースの判断が難しく、ステージ途中でストップしタイムロス。それでも、この日を3番手タイムでまとめ、総合でも3位につけている。「マシンの動きはよく、大きなトラブルはない」とローブ。「ステファンがストップしたので、自分が先頭でステージを走行した。高い草がたくさん茂って、正しいコースを見つけるのが大変だった。ミスもいくつかあったが、大きなリスクは負わなかった。自分たちの目標を見失わず、できるだけ多くの走行経験を積まなくてはならない」
一方、9日に行われたスーパーSSを制した同じくプジョー2008DKRのステファン・ペテランセルは、スローパンクに見舞われリムを破損。9分の遅れを喫し、8番手タイムで総合8位となっている。
総合順位(レグ3終了時点)
1 C.デプレ(プジョー) 1:58:24
2 Y.アルラジ(MINI) +2:37
3 S.ローブ(プジョー) +4:10
4 V.ベイジリエフ(MINI) +5:11
5 E.フィルソフ(トヨタ) +6:40